『ニッポン・ビューティ 本物の女たちの 美しい生き方』 Grazia編集部 講談社

雑誌『Grazia』のインタビュー集。
ニッポン・ビューティニッポン・ビューティ
この本に登場する方々は、田辺聖子、森英恵など1930年代以前に生まれた「大先輩」の女性ばかり。
皆、戦争をくぐり抜け、一夜にして「常識」がひっくり返った経験をされているので、周囲に振り回されることなく、自分の中にある信念に忠実な人ばかり。
また、戦争で家族を失ったり、生活で苦労したりしてきたので、ちょっとやそっとでは、へこたれません。

そして、何より素晴らしいのは、日々の生活に感謝する気持ちをもって、とても前向きだということ。
90歳を超えている方もいますが、バイタリティに溢れ、なお人として成長しようとすることを止めない。本当に頭が下がります。

私は、一人一人の言葉を読むたび、涙が溢れました。感動したというより、自分が情けなくて・・・・・。
病気から解放されたばかりのときは、何もかもが有り難かったというのに、今の私ときたら、何もかも不満だらけ。周囲が悪いのではなく、自分の考え方一つだということはわかっているのに、気持ちがちっとも安らがない。本当に、自分にアタマにくる!

まあでも、この本に出てくる方々の境地に達するには、まだまだたくさんの山谷を越えていかなければならないのでしょう。とりあえず、特に心に残った言葉を。

『難民を助ける会』元会長の相馬雪香さん
「『お前が悪い』と指したとき、3本の指は自分のほうへ向いている。つまり他人を変えたいなら、まず自分が変わらなければならない。そう考えるようにすれば家庭にも世界にも平和が訪れる。」

置家の女将 春日とよせい吉さん。
「両親を最期まで、お金の問題から下の世話まで、私が全部面倒見れたのは幸せ。それから、脳梗塞でからだが動かなくなった主人の面倒を、全部見ることができたのも幸せなこと。ねっ、悔いのない人生なのよ。一番の幸せ者でしょ?」


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Commented by oomimi_usako at 2009-07-25 23:07
・・・そんな様々な生き方があることを、教えてくれる先輩方の言葉に出会えたjuneさまは、幸せってことです。

私もね、自分より年上の先輩方の生き様を、いつも良く見ながら生きて人生を進んでゆきたいと考えています。
インタビューを受けるような各界の著名な方々だけでなく、身近な人々もよく見て。
お手本とすべき素晴らしいことだけでなく、そうでない教訓とすべきことも含めて!
Commented by june_h at 2009-07-26 20:10
usakoさま、御言葉ありがとうございます。
私のポリシーとして、ブログには、つまらぬ愚痴と自慢話は書くまいと思っているのですけれどね(自慢話は無いですが(笑))。まだまだ修行が足りなくて、イヤなことが重なると、ついつい恨みがましくなってしまいます(^^;
usakoさまのおっしゃるとおり、「我以外皆我師」・・・・・吉川英治先生の言葉と同じですね。私の生活も、気付けば、感謝すべきことがたくさんあります!いろいろと思いださせてくださって、ありがとうございます♪
by june_h | 2009-07-25 09:06 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(2)