虚構の劇団 第3回公演「ハッシャ・バイ」(役者編)

虚構の劇団に関しては、いつも役者さん別に感想を書いているので、今回も勝手にダラダラ書きます。


■小沢道成
今回の役は「母親と同化してしまった男性」。もちろん、この劇団の中では、彼にしかできない役。以前はぎこちなかったダンスも、ずいぶん上達していました。
今回、私が注目したのは「ウサギ一家」の寸劇で演じた「兄ぴょん」の役。妹のウサぴょんが、ママぴょんの支配に耐えかねて、巣を出て行こうとしたとき、兄ぴょんが
「外の世界が良い所だったら僕にも教えてね。僕もこの巣を出て行くかもしれないから」
と言って、複雑に微笑むんですよね。
このときの微笑み、どう解釈したのかしら?鴻上さんから指示はあったのかしら?私は、スゴく「長男らしい」態度だと思って、鴻上さんのセリフと道成くんの微笑みに、うなってしまったのでした。


■大久保綾乃
主人公。この舞台の虚構の世界は、すべて彼女の心の傷から生まれた世界。他の登場人物達も、各々が持っている「傷」に共鳴して、彼女の世界に引っ張りこまれてしまうことで、物語が展開します。
難しいセリフのオンパレードで、しかも、ずっとテンション高くて早口。でも、滑舌はしっかりしている。意識してセリフをはっきり伝えようって言うのが、よくわかりました。
このテンションは、意図的にやってたのかしら。だとしたらスゴいけど。
抑圧の強い人は、緊張も強いものなので・・・・・。


■小野川晶
今回のアキちゃんの役はズバリ「インナーチャイルド」。主人公が生み出してしまった、もう一人の自己。現実の女性の苦しみを引き受けた虚構の存在。
以前より、ずいぶん声がしっかり出るようになりましたね。でも、アキちゃん、痩せた?
最初、ナースのコスプレ・・・・・もとい、看護士の役で出てきたとき、脚が細くなったなぁって思いました。顔もちっちゃくなったし。
でも、ちゃんと1日3食、食べてね。無理しないでね。体を大事にしてね。


■高橋奈津季
子供を支配する母親の役と、マザコンの彼氏に苛立つ女性の役。
奈津季ちゃんの役は、主要ではありませんが、いつもさりげなく難しい役が多いんだよね(^^;
ダンスは相変わらず上手で。おネエさんはいつも、奈津季ちゃんの長い手足に見とれています(^^)


■渡辺芳博
トラウマが大きいキャラばかりの中で、彼が一番マトモ!?いや、チョイ悪オヤジ(笑)。でも、彼がいないと話が進まない狂言回し的存在。
フンドシ姿いただきました~(笑)。今回は、いろいろ体、張ってましたね。道成くんとキスしたり(^^;;;


■山﨑雄介
母親との葛藤が強い男性の役。主人公から「私の夢に出てくる女性を探してほしい」という、奇妙な依頼を受ける探偵。
渡辺くんから水をぶっかけられるシーン。衣装は毎日同じだろうから、どうしているんだろ?


■三上陽永
母親の呪縛から逃れられない男性の役。
三上くんって、悪役が多い気がする。今回もさりげなく悪役。鴻上さん、どうして?


■杉浦一輝
だんだん存在感が増している彼。やっと三上くんとの区別がつくようになりました(笑)。
マタニティダンス、良かったです。


■大杉さほり
今回初登場!
落ち着いた佇まいを見せる彼女。まだ、後ろでひっそりとしていましたが、これからどうなるのでしょう!?


次回公演は何かしら??「天使は瞳を閉じて」希望!


<関連リンク>
虚構の劇団 第2回公演「The Reality Show-リアリティ・ショウ-」@紀伊国屋ホール
虚構の劇団 旗揚げ公演『グローブ・ジャングル』@池袋シアターグリーンBIG TREE THEATER
虚構の劇団 旗揚げ準備公演『監視カメラが忘れたアリア』鴻上尚史 作・演出@中野ザ・ポケット

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Commented by 金魚 at 2009-10-25 01:29 x
大杉さんより、小名木さんを出して欲しかったです。
次回も小名木さんは出ません。
彼女はもっと前に出る役もこなせるポテンシャルを感じるます。
鴻上さんが何故使わないのか疑問です。
Commented by june_h at 2009-10-25 13:38
金魚さん、コメントありがとうございます!
私も小名木さんを一度しか見ていないので、残念です。活躍をお祈りしています♪
by june_h | 2009-08-24 20:16 | 観劇 観戦 コンサート レポート | Trackback | Comments(2)