『毒姫』 三原ミツカズ 著 朝日新聞社

要人暗殺のために育てられた「毒姫」。
外見はごく普通の人間と同じだが、彼女の汗や涙などの体液は、すべて毒。触れただけで、命を奪うことができる、美しい「兵器」。
しかし、彼女達は、その体のため、愛する人を抱くこともできない。それどころか自分の毒で傷付け、望まない殺人を強いられる。
そんな自分の運命に抗い、普通の人間として生きようとする彼女達の願いは、叶うのか・・・・・。

私が最初に気になったのは、毒姫達の名前。すべて西洋の毒草なんです。マンドレーク(マンドラゴラ)とか、ホメオパシーではお馴染みの名前ばかり。このマンガの最初のセリフが
「ベラドンナ!」
ですからね。思わず笑っちゃいました(^^;
(※ベラドンナは、ホメオパシーを知っている人なら、知らない人はいない、とってもポピュラーな植物です)

そんなわけで、毒草学についても詳しく突っ込んで欲しいところですが、そうすると『もやしもん』みたいになっちゃうか(^^;;;

国王暗殺のために宮廷に潜りこんだ毒姫。しかし、三人の王子様が次々と彼女を愛してしまい、彼女を巡るバトルが勃発!・・・・・という、大変、少女マンガ的展開になっていますが(笑)、毒姫の過酷な運命が涙を誘います。

この漫画を読んでいて、思い出した伝記があります。
小さいとき、母親が結核だったため、母親にハグもキスもされなかったという偉人。
もちろん、母親は、彼への愛情からそうしていたんだけど、彼自身は、理由がわからなかったから、深いトラウマになったという・・・・・誰だっけか?

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Commented by 夾竹桃 at 2011-07-05 00:07 x
今晩は。今更感が拭えませんが、キュリー夫人(ポーランド人。マリア・スクロドフスカ)も幼少の頃お母様が結核で確かそんな感じだったと。10歳(かな)の時に亡くなったのですよね。
Commented by june_h at 2011-07-05 12:39
>夾竹桃さま
コメントありがとうございます。
確かに、キュリー夫人の伝記マンガを読んだことがあります。
ありがとうございます!ずっと気になってたんですよ~。
by june_h | 2009-09-17 21:03 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(2)