『パリ・オペラ座 バレエ物語 夢の舞台とマチュー・ガニオ』 大村真理子 著 阪急コミュニケーションズ

パリ オペラ座バレエ団にまつわる様々な人や風景を紹介している写真集。華やかな美しさと芸術の世界の厳しさを堪能できます♪
パリ・オペラ座 バレエ物語パリ・オペラ座 バレエ物語
オペラ座に所属するダンサーは、完全実力主義の厳しい階級社会。

昇級試験でカドリーユ→コリフェ→スジェ→プルミエ・ダンスーズ(プルミエ・ダンスール)と上がっていき、スジェ以上のダンサーがソロを踊ることができます。
年功序列という考えは無く、飛び級で上がれる人もいれば、いつまでも上がれない人も。
しかし、最上位のエトワールは別格。努力で誰でもなれるわけではありません。

エトワールに求められる条件は、
「クラシック、コンテンポラリーなどに特化しているのではなく、すべてにおいて卓越したテクニックを持っていることはもちろん、精神的な強さと、繊細な感受性と脆さを合わせ持ち、なおかつ、アーティストとしてのオーラがある人」
と、なかなか難しいです。

私が注目したのは、アニエス・ルテステュ。
彼女は、1997年からエトワールを務めているベテランで、映画『パリ・オペラ座のすべて』のレッスン場面にも登場していました。

そのとき「スタイルと練習着がステキだなぁ」と思いながら見ていたのですが、やっぱり衣装のデザインも手掛けていたんですね!センスの良さだけではなく、何が自分にふさわしいのか、よくわかっている感じです。ダンサーなので、動きやすさなどにも気を遣いながらデザインするんだそうです。

本の後半は、男性エトワールのマチュー・ガニオの特集。
なんでこの人だけ特別扱い!?編集者の趣味?それとも女性に人気があるから??
詳しくない私には?でしたが、確かに、王子様みたいな甘さと美しさがあって、女性に人気がありそうです。
舞台メイクにタキシード姿で踊っている写真は、本当に美しい!でも、普段タキシードの男性で、こういう身のこなしをする人はいないので、宝塚を連想してしまいました(笑)。

ダンサーだけではなく、バレエやオペラ座の歴史、また、衣装職人や芸術監督、マネージャーなど、裏方の人達のインタビューや仕事風景も載っていて興味深いです。

日本にも、オペラ座バレエ団や、エトワール・ガラの公演がよくありますが、いつかは、パリのオペラ・ガルニエで『ラ・シルフィード』なんかのロマンチックバレエを観てみたい!ですねo(^^)o

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by june_h | 2010-02-02 21:06 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)