セミナー「久保田博二の軌跡と展望」久保田博二×細江英公@日本写真家協会

うちの社長のお知り合いの講演会ということで、お誘いを受けました。写真界の大御所二人の対談だからか、場内の年齢層も高かったです。

今回の聞き手だった細江英公さんは、三島由紀夫の写真集「薔薇刑」を発表した有名な写真家。
対するメインゲストの久保田博二さんは、世界的に権威ある報道写真家。
「マグナム・フォト」と呼ばれる国際的な写真家組織の唯一の日本人会員のため、全世界的に別格扱いされるようで、写真界では羨望の的。

そのため、北朝鮮でも政府に厚遇され、ネガはノーチェック!今回は、その北朝鮮での貴重な写真のスライドを見せていただきました。

全体的に思ったのは、全部カラー写真のはずなのに、モノクロに見えるくらい、街に色が無いこと。時折出てくる赤の共産色が目立って見えます。

一番印象的だったのは、北朝鮮の都市の一つ、開城(ケソン)の街並。
韓国の時代劇に出てくるような、朝鮮時代の美しい建物の集落!
ここだけ、アメリカの爆撃を受けなかったので残ったんだそうです。
撮影時にいた監視員からは「こんな古い場所じゃなくて、もっと近代的な建物を撮って」と注意されたそうなんですが、
「何言ってんだ!こんなに素晴らしい景色は南(韓国)に無いぞ!」
と言って押しきったとか(笑)。私も本当にそう思います。

聞き手の細江さんは、柔らかな口調で、久保田さんの語りをしっかりフォローしていました。
細江さんは、「写真は体に良い」と言います。
頭と体を使うし、好きなことに没頭するからなんだそうです。
統計でも、写真をやっている人は、プロでもアマチュアでも長生きが多いという結果が出ているそうです。

それから、久保田さんからは、
「本当にやりたいことは、できる」
という力強い言葉をいただきました。

本当にやりたいことなら、一生懸命努力するから、周囲のフォローや運もついてきて、いつかは実現できるのだと、私は解釈しました。
この言葉が聞けただけでも、ここに足を運んで良かったと思います。

私にもいろいろやりたいことがあります。なかなか結果が出なくても、焦らず、腐らず、恨まず、自分のペースで進もうと思います。
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by june_h | 2010-02-21 13:36 | 観劇 観戦 コンサート レポート | Trackback | Comments(0)