『知っておきたい「酒」の世界史』 宮崎正勝 著 角川学芸出版

ホメオパシーで使う薬草について調べているうちに、歴史的に、薬と酒は、切っても切れない関係であることがわかりました。そして錬金術も。
そんなわけで、酒の歴史について調べてみました。
知っておきたい「酒」の世界史知っておきたい「酒」の世界史
酒は、先史時代、蜂蜜と水が混ざって自然発酵してできたものが初めてと言われています。
酒がもたらす「酔い」に魅了された古代の人々は、穀物や果物を発酵させて、酒を造るようになりました。それが、ワインや日本酒などの醸造酒です。
中世に入って、錬金術の研究をしていたアラビアの学者が「アランビク」という蒸留器を発明したことから、蒸留酒が造られるようになりました。ブランデー、ウォッカ、ラム、ウイスキーなどは、蒸留によって、アルコール度数の高いお酒になっています。
近世になり、アメリカで、リキュールや薬草酒を混ぜたカクテル(混成酒)が登場!現在では、お酒は、多様な楽しまれ方をしています。

そして、酒は、文化だけではなく、歴史的にも社会的にも大きな影響を与えてきました。

フランス革命が起こった遠因には、ワインの増税が、アメリカ独立戦争が起こった背景には、ウイスキーの増税がありました。人間の欲望のコントロールを間違うと、エラいことになります(^^;

また、酒を溺愛する人・酒で身を滅ぼす人は、昔から後を絶たなかったようで、昼間から飲んだくれて困ると臣下に記録されてしまった中国の皇帝や、処刑の方法を聞かれて「ワインで溺れ死にたい」とマジで答えたイギリスの貴族や、依存性の高い酒「アブサン」で精神がおかしくなった画家のゴッホなどなど、この手の話題は、枚挙にイトマがありません(^^;

私は、お酒が飲めるほうではないのですが、最近、蒸留酒なら大丈夫だということがわかって、40度くらいのお酒をチビチビ楽しむようになりました(^^;;;
この本を読んでいて、蜂蜜のお酒「ミード」とか、ナツメヤシのお酒「アラック」とか、トルコのお酒「ラキ」とか、飲んでみたくなりました。酒の世界は、奥が深いっすねー♪
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by june_h | 2010-07-19 18:28 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)