「乗るのが怖い 私のパニック障害克服法」長嶋一茂 著 幻冬舎

この本、パニック障害の人にオススメです。
パニック障害だった私が言うんだから、間違いナシ!?
「乗るのが怖い 私のパニック障害克服法」長嶋一茂 著「乗るのが怖い 私のパニック障害克服法」長嶋一茂 著
一茂さんは、野球選手を引退する間際になった頃、原因不明の過呼吸に悩まされ、練習に行くことができなくなっていました。
引退後も、飛行機やトンネルの中など、閉鎖された空間で発作を繰り返し、芸能活動をセーブせざるをおえませんでした。

病院から処方された抗鬱剤を使ってみたものの、かえって自殺念慮が強くなってしまう。漢方薬など、いろいろな療法を試してみましたが、結局どれも対処療法にしかならないということで、菜食にして、規則正しい生活を心掛けるなど、食事や生活習慣を見直しました。

最終的には、生き方や考え方も見直しました。

「自分の肉体は自分の魂しか褒めてくれない」
自分の心身は、自分でしか治せないことに気付いた一茂さんは、自分を大事にして良いのだと思うようになり、無理をしなくなったのです。

一茂さんがこの本で言っている、「もっともっと症候群・スーパーマン症候群をやめる」とか、「捨てることが大事」とか、「引き算をして自分を削ってシンプルに」とか、すっごくよくわかります。
この病気になると、余計な欲望とか、「~しなきゃいけないからやっていること」とか、全然抱えきれなくなるから、どんどん捨てていかなきゃならないんです。
結果、自分の生き方や価値観を変えざるを得ない。私には、仕事を辞めたりすることの経済的な問題ももちろんですが、それまでの生き方や人生設計をイチからやり直さなければならないことが、何より大変でした。
でも、この病気を通して、自分が望まないことをしていたことに気づかされたので、今は良かったと思っているし、病気になる以前より、気持ち的にラクに生きられるようになっていると思います。

この本で紹介されている、パニック障害克服法も、呼吸法とかストレッチとか、お金もかからずに、思い立ったらすぐにできる方法なので実践的です。
本のボリュームも多くないし、自分の興味ある部分だけ拾い読みできるようになっているので、うつ状態で本を読むのが難しい人でも、負担にならないと思います。
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Commented at 2011-03-01 10:24
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by june_h at 2011-03-02 12:36
>非公開さま
コメントありがとうございます。
詳しい事情を存じ上げませんので、なんとも申し上げられませんが、この本が、何かのヒントになると良いですね!
陰ながら応援しています♪
by june_h | 2011-02-28 20:25 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(2)