「感じてわかる! セラピストのための解剖生理 カラダの見かた、読みかた、触りかた」 野見山文宏 著

解剖生理学というと、部分部分の骨や筋肉や血管の名前を覚えることに一生懸命になりがちです。しかし、この本では、「全体を見る」「つながる」観点から、肩こりや冷えなど、身体のメカニズムを易しく説明しています。

この本の著者は、鍼灸師で、東洋医学にも詳しく、ホリスティック医学も学んでいます。
そのため、身体を触ったり、動かしたり、読者自身に骨や筋肉の場所を確認させながら、解説が進められていきます。

上半身を前に曲げるのと、歩くのとでは、重心の位置が全然違うのですね!そして、胃下垂の人の身体がなぜ冷えるのかも、目からウロコです。

簡単なエクササイズも紹介されていて、かなり実践的。図も多くて読みやすいです。

素晴らしいのは、この本のあとがき。
人間は、雨つぶと同じ。
地上に降ってくる前は、空で一つになって漂っていて。誰かの喉を潤したり、川の流れになったり、降った場所それぞれの経験をした後、再び空に昇って一つになる・・・・・。

全体的に、読み物としてサラっと読むだけでも面白いです♪
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by june_h | 2011-03-02 12:46 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)