野田地図第16回公演「南へ」@東京芸術劇場中ホール

この芝居の感想を前に、私の勝手な持論について。

シュプレヒコールを叫ぶのは、教師や政治家やロビイストの仕事であって、演劇の仕事ではないと思っています。でも、政治思想や信条を入れてはいけない、というわけではありません。
例えば、ただ、役者が「戦争反対!」と叫んでは、観客は興醒めします。
直接的な言葉が、芝居の中に入っていなくても、見終わった後、観客の心に「戦争って、いけないんだ」という言葉が残ればいいのです・・・・・とはいえ、それはものすごく難しいのだけれど(^^;

舞台が上がって、最初に思ったのは
「妻夫木くん、声が嗄れてなくて良かった!」
『キル』の時は、声がなくなっちゃってましたからね(^^;
まずは、一安心。

そうそう、私が楽しみにしていたのは、蒼井優ちゃん。やっぱり、野田秀樹の芝居だと、みんな声が太くなるよね。そして、彼女がなぜ髪を切ったのか、最後になってわかったような気がしました。

小道具の巧みな使い方も、野田演劇の楽しみの一つですが、今回は、パイプ椅子の使い方が見事でしたね。一瞬で、整然とフォーメーションを作るのがスゴい!

今回の芝居は、とにかく、なぜだか野田さんの怒りを強く感じました。チョウ・ソンハに、演じた感想を是非聞いてみたいところです。
野田秀樹に、ヘタな芝居を書かせるほど、今の日本人と、日本のメディアは、腐ってますか・・・・・なんてね(笑)。
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by june_h | 2011-03-04 12:46 | 観劇 観戦 コンサート レポート | Trackback | Comments(0)