「外様大名40家 「負け組」の処世術」 榎本秋 著 幻冬舎

外様大名とは、関ヶ原の合戦以降に徳川幕府に降伏した大名のこと。
島津家や前田家のような大々名も、この差別的な「外様」というポジションが260年間続いたのですが、どの家も、幕末までずっと安泰だったというわけでは、なかったようです。
「外様大名40家 「負け組」の処世術」 榎本秋「外様大名40家 「負け組」の処世術」 榎本秋
幕府の初期は、大名の反乱を防ぐために、改易(取り潰し)や国替えなどが頻繁にありました。
また、天災や飢饉で百姓一揆が起きたり、財政が逼迫したり。財政を立て直すために藩政改革をしようとすれば、家来がボイコットして藩主が隠居に追い込まれることも・・・・・。
世継ぎがいなければ、取り潰しや御家騒動の原因になるし。かといって、将軍家から養子や奥さんを迎えれば、経費負担が莫大になるわ、悪口でも言おうものなら、幕府に言い付けられるわ・・・・・。

いやー、お殿様って、大変だったんですね(^^;

ただ、定義的に外様大名でも、徳川家の近い親戚ということで、譜代大名扱いされた家もあったりして、そんなにカッチリ決まっていなかったようです。

面白かったのは、長州の毛利家。
お正月の挨拶に、
「今年は倒幕の機は如何に?」
「いや、時期尚早」
を、幕末まで、200年以上繰り返していたとかいないとか。
幕末に、本懐遂げて良かったですね(^^;
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by june_h | 2011-04-05 21:15 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)