「歯科からの医療革命 体の症状を歯から治す」 藤井佳朗 著 現代書林

アマルガムの歯の詰め物を除去し、歯の噛み合わせを治すと、アトピーやアレルギーが治った。寝たきり老人が立って歩けるようになった。
こんな例を先生はたくさん見てきたのに、医学界では、あまり一般的ではありません。これには理由があると、著者の藤井先生は、おっしゃいます。
「歯科からの医療革命 -体の症状を歯から治す-」 藤井佳朗「歯科からの医療革命 -体の症状を歯から治す-」 藤井佳朗
それは、医科と歯科がきっちり分業されていて、交流が無いことが第一です(しかも、医科は歯科を一段低く見ています)。
歯科は、基本的に、口の中しか扱えません。
歯の詰め物で、皮膚湿疹が起きたとしても、原因が歯の詰め物だと考える人は、ほぼ皆無です。歯医者ではなく、皮膚科に行くでしょう。そして、皮膚科の医師も、大体皮膚しか診ないので、歯の詰め物が原因だと思い当たりません。

今の病院のシステムだと、原因部位と症状部位が違う場合、対応するのは難しいのです。

病院は、皮膚科、循環器科、泌尿器科などに分かれていますが、人間の身体は、これらの器官が別々に働いているわけではありません。
身体を細分化していくのではなく、総合的に、全体として見たなら、もっといろいろ発見があると思うのですけどねー。

今、いろいろな代替療法が盛んになっていますが、病院だけで患者が満足していたら、ここまで代替療法は流行っていないと思います(爆)。
話を聞いてくれないとか、症状しか見てくれないとか、ぶっちゃけ医者じゃ治らないとか、病院が対応しきれていないニーズに応えるように必要とされている部分もあるかと思います。

どんな治療法も限界はあると思いますが、今の医療の問題は、システムに因る部分が大きいのではないでしょうか。
法律とか健康保険とか既存の定説とか、今のお医者さんは、いろんな縛りが多くて、自分達が望む治療をしたくてもなかなかできない現状が、歯科と医科がバッサリ分かれているシステムからも見えてきます。
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by june_h | 2011-04-24 15:02 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)