「日月神示 この世と霊界の最高機密」 中矢伸一 著 徳間書店

戦前の神道研究家 岡本天明の交霊・自動書記によって示された、日月神示(ひふみしんじ)。
人類の予言書であると言われています。
「日月神示 この世と霊界の最高機密」 中矢伸一「日月神示 この世と霊界の最高機密」 中矢伸一
しかし、この本で語られているのは、死後の世界一般についてがほとんど。日月神示については、サワリだけで、あまり詳しく書かれていません。

死後の世界の話は、どの研究者も似たような描写をしていますが、細部は、それぞれの価値観が反映されているように思います。
西洋人の研究者なら「豚は天国にいない」とか、キリスト教の考え方が反映されています。
日本人の研究者なら「三途の川」が出てきたりして。
・・・・・結局、死んでみないとわからないのかも(^^;

この本を読みながら、自分が小学生の時のことを思い出していました。

私は、かなりアヤシイ小学生でした(今はアヤシくないか?と言われてもやっぱり自信が無いけどね)。
愛読書は、丹波哲郎の死後の世界の本、つのだじろうの『うしろの百太郎』、五島勉の『ノストラダムスの大予言』。
ルーン文字や、フリーメーソンのピッグペン暗号で日記を書き、陰陽道の護符をなぞりながらマントラを唱え、守護霊との交信を試み・・・・・。
「私、超能力者になりたいの!」と母親に言って、「いいかげんにしろ!」と叱られてからは、真面目に勉強するようにはなりましたが(^^;

この本を読んで、丹波哲郎の本に書いてあった死後の世界は、スウェーデンボルグとか出口王仁三郎とかのイイトコ取りだったってことがよくわかりました。

こういう本、わりと面白くて好きなんですけど、「選民意識」が見え隠れする予言書や霊界の書は、どうしても馴染めないんです(日月神示は、いろんな解釈があるから、それがあるかどうかはわからないのですが)。
「信じなきゃ救われない」とか「霊格が高い人だけが生き残る」とか。
選ばれた人間しか残らない世界って、本当にユートピアなんでしょうか・・・・・!?

だって、ナウシカは、言ってたよ。
「世界を敵と味方だけに分けたら、すべてを焼き尽くすことになっちゃうの」
って。
「残る人」と「残らない人」に分けたら、結局、誰も残らないんじゃないかなって思っちゃう(^^;;;
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by june_h | 2011-06-17 12:57 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)