「街場のマンガ論」 内田樹 著 小学館

内田先生の「街場」シリーズは、大学での講義録をまとめたものですが、この本は、先生のブログがまとめられたもの。もしかして、編集者さん、売るために「街場」ってタイトルにしてる?
「街場のマンガ論」内田樹「街場のマンガ論」内田樹
先生は、手塚治虫や井上雄彦などの少年マンガはもちろん、少女マンガも大好き。
内田先生の別れた奥さんは、少女マンガ好きで、内田先生にどんどん読ませて、感想を言わせていたそうな。それで、内田先生の「少女マンガを読むリテラシー」は、鍛えられていったのだとか(^^;
内田先生の好きな少女マンガが、美内すずえ、竹宮恵子、佐々木倫子、山岸涼子などなど、白泉社系の作家さんが多いのは、別れた奥さんや娘さんの趣味に違いない(笑)。
私が好きな川原泉についても、ぜひぜひ深く語って欲しいです!

最後は、内田先生と養老孟司の、マンガについての対談。
養老先生は、あまり少女マンガには、ご興味が無いようで、内田先生が
「紡木たくの『ホットロード』のナレーションは、7段階の階層に分類できるんです!」
と、熱っぽく話しても
「それより昆虫取ってた方がいいわ」
とバッサリなのが面白かったです(^^;

養老先生の「高橋留美子は少女マンガか?」の問いに、内田先生は「高橋留美子は少年マンガです」とキッパリ。
私も同感。妹とよく
「高橋留美子って、女性なのに「男性が好きな女の子」が描けるからスゴいよね」
って話していました。

『バガボンド』論や手塚治虫論、宮崎駿論、はてはBL論まで。面白いです!
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by june_h | 2011-07-21 12:42 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)