「自然治癒力講義」 山部嘉彦 著 洋泉社

著者の山部さんは、気功や整体を長年研究されている方です。
自然治癒力とは?免疫力とは?いろいろな見方を知ることができた本でした。
「自然治癒力講義」 山部嘉彦「自然治癒力講義」 山部嘉彦
人の免疫システムは、白血球など、主に血液が担っています。
なので「免疫力=血液」と言っても過言ではなく、血液が汚れていれば、当然、免疫力は十分に発揮されません・・・・・よく考えたら、確かにそうだよね(^^;

急性的な病気は、身体のエネルギーバランスの歪みからくるもので、休息すれば、バランスが元に戻って病気もなくなります。これが基本的な自然治癒力。
逆に、身体の歪みを治すために、病気にかかっていると言えるかもしれません。

例えば、風邪について。
麻疹や水疱瘡などの病気は、一度、罹患すると免疫ができて二度とかかりませんが、風邪は何度もひきます。

これは、つまり、
「君が体内に入ると、ほど良く休息できて、自然治癒力が引き出されて、身体の歪みが治るから、入ってきていいよ。免疫ができないようにしておくからね」
と、人間の先祖が風邪ウイルスと「共生関係を結んだ」ということなのです。

そう考えると、免疫とは、「自己と非自己を分け、非自己を排除する」のではなく、大病や災害など、外部からの極端な刺激を受けても「常にバランスを取ってニュートラルでいるため」「腸内細菌や周囲の環境と共生する」という、高度なシステムなのです。

最近よく「インフルエンザの強毒化」とメディアが騒いでいますが、これは、人間の側にも原因があるのです。

免疫力が落ちていることも一因です。また、ゆっくり休めば、自然と治るのに、薬を使って無理やり抑えてしまう。インフルエンザからすれば「排除するなんて約束が違うじゃん!」と、怒って抗議しているのかも(^^;

しかし、自然治癒力とは、言い変えれば全て「自己責任」ということですから、非常に厳しく、覚悟が要るものなのです。

自然治癒力に頼った治療では、他人のせいにできません。原因は、全て自分にある。治らないからと言って文句を言う人は、遠慮した方が良い、とさえ山部さんは言っています。
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by june_h | 2011-08-03 12:37 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)