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スリランカ旅行記:前世はスリランカ人!?

スリランカは、多民族国家。
中でも、スリランカ人の75%を占めるシンハラ人は、敬虔な仏教徒です。黄色や緋色の法衣をお召しになったお坊さん達も、大変尊敬されています。

驚いたのは、お坊さんでなくても、世間話をすると、すぐにいつの間にか神様や魂の話になること。
私たちのガイドさんも
「御仏様が守ってくださっています」
という言葉が口癖でした。

私も一応、家のお墓はお寺にありますが、スリランカ人に「仏教徒ですか?」と尋ねられて「はい」と答えるのが恥ずかしくなるくらい(^^;

「大乗(マハーヤーナー)」とか「カルマ(業)」とか「サンサーラ(輪廻)」とか「因縁」とか「解脱」とか仏教用語も同じなので、
「スリランカにいらっしゃったのは、きっと因縁があるからでしょう。前世がスリランカ人だったのではないでしょうか」
という話になるのは、なんだか嬉しいような不思議なような。

スリランカと同じように、島国で仏教徒も多い日本を愛してくださる方々もとても多く、
「本当は日本人に生まれてきたかったのに、間違えてスリランカ人に生まれてしまったんです」
「母が私を妊娠した時ちょうど、第二次世界大戦で、日本軍がスリランカの空爆を始めました。私は、きっと、その時亡くなった日本兵の魂の一つだったのでしょう」
などと、恐縮するような言葉もいただきました。

こういう話をあまりしない日本人の方が、実は普通じゃないのかも・・・・・なんて考えちゃったりして(^^;
by june_h | 2011-09-16 12:39 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)