「ニッポンを繁盛させる方法」 島田紳助×東国原秀夫 角川書店

この本が出版されたのは2007年。
その頃、東国原さんは、宮崎県知事で、紳助さんは、芸能界のベテランでした。
今、この本を読むと、いろいろ思うことがあります。

この本が出た当時の、
「立候補の有無に関係無く、一票を投じたい人は誰か?」
という大阪府民に対するアンケートで、紳助さんはダントツ一位だったそうです。
当時、選挙があるたびに、立候補の誘いが引きも切らなかったとか。

ということは・・・・・。

この前の、紳助さんが芸能界引退に追い込まれた問題。
なぜ今、明るみになったんだろうって、思ってたんですが、大阪ダブル選挙で、紳介さんが立候補しないように、牽制されたのかなぁって、ちょっと妄想してしまいました(^^;

日本国債だとか、不景気だとか、当時の問題は、今もっと深刻になっていますが、日本を元気にするには、
「地方の権限をもっと強化して、地方分権にした方が良い」
と東国原さん。
私も、今回の震災で思いました。
自治体の対応が遅れがちだったのは、いちいち県や国におうかがいを立てないと動けなかったわけで。
もっと自治体に権限があったら、スムーズに行ってたこともあったのかなぁと・・・・・。

「宮崎に人を集めるためには、どうしたら良いか?」という東国原さんの問いに、紳助さんは
「その土地独自のおもろい祭を作れ」
という回答。
私、これ聞いて、驚きました。
民俗学者の宮本常一と同じ発想でしたから。
そう考えると、祭って、実にいろいろな機能があるのだなぁと改めて思います。

祭は、お金がたくさん流れるイベントというだけでなく、日常の「ケ」に対して、非日常の「ハレ」の機能があります。
神仏や、目に見えないものとのつながりを意識するでしょうし、人と人との出会いの場だったりもするわけで。

紳助さん、情報感度がすごく良い人だっただけに、残念です・・・・・。
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by june_h | 2011-11-13 12:44 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)