第三舞台封印解除&解散公演「深呼吸する惑星」@紀伊国屋ホール

最初に観た第三舞台の芝居が、解散公演なんて淋しすぎます・・・・・けど。
良かったです!

私が最初に第三舞台を知ったのは、中学生の時に見ていた深夜番組「IQエンジン」で。
でも、新聞のテレビ欄にある「第三舞台」が何を意味しているのか、最初はわかりませんでした。「IQエンジン」に出演していた筧さんや大高さんが所属していた劇団名であることを知るのは、ずっと後のことです。

それから、高校に行って、大学に行って、就職して。
自分でお金が稼げるようになってから、ちょっと高いチケットを買って演劇やコンサートに足を運ぶようになりました。
その時ふと、中学生の時に見ていた筧さんや大高さんをナマで見たくなり、第三舞台20周年記念&10年間封印公演「ファントム・ペイン」のチケットを取ろうとしましたが、ダメでした。

鴻上さんの舞台は「ハルシオン・デイズ」が初めてでした。
見終わった後、まるで私のことを何十年も前から知っている人と話したような、不思議な爽快感がありました。
それからは、鴻上さんが書いた戯曲やエッセイを食い入るように読んで読んで・・・・・。
第三舞台の封印が解除されるという「十年後」を、ずっと待っていたのです。

ついにこの日。
紀伊國屋書店の階段を上がり、4階に着いた時、異様な雰囲気をホールの入口から感じました。
ロビーは、この規模のホールでは感じたことのないような熱気で溢れていました。
決して騒がしいわけではありません。静かな期待と興奮でいっぱいなのです。

たくさんの花をかき分けて客席へ向かうと、あちこちから「これで終わりなんだね」「もう最後なんだ・・・・・」という声が。
私よりもずっとずっと、第三舞台を愛し、この日を待ちわびていた人ばかりで。
私は、初めてなのに、なぜだか、この人達と今までずっと同じ舞台を見てきたかのような錯覚に陥りました。

こんな感覚は、初めてです。

客席に座って、鴻上さんの「ごあいさつ」を読んで・・・・・幕が上がる前からすでになぜだか涙ぐんでいました。


(つづく)
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by june_h | 2011-11-29 12:38 | 観劇 観戦 コンサート レポート | Trackback | Comments(0)