「逆立ち日本論」 養老孟司×内田樹 新潮社

この二人の対談は、未公開トークが多いそうですよ。養老先生の発言がデンジャラスで(^^;
ノーカットで聞いてみたい!っていうか、二人の横で耳をダンボにして聞いてみたいです(笑)。

逆立ち日本論 (新潮選書)

養老 孟司 / 新潮社


内田先生の話し方って「そういえば」「そういえば」って、話がドンドン脱線するんですよね。オバチャンみたいに(^^;
だから、読んでいて、世間話を聞いているようだから面白いと思うのかも。

養老先生は、全共闘にトラウマを持っているのですね。
今度、鴻上尚史と、そのことについて対談しないかしら(^^;

今回特に、印象に残ったのは、次の会話。
内田:現場を棄てて、思想を信用したおかげでみんながハッピーになったという物語はないですね。
養老:宗教者の多くが独身なのは、そういうことじゃないでしょうか。しがらみが一切ないから思想で死ぬことができる。

「現場を棄てて、思想を信用した」最たるものは、ヒトラーだと思います。
現場の人間より思想を優先して、大虐殺が起こること、よくある気がします。
人間の命より、理想を優先する芸術家や哲学者や宗教家が政治家になっちゃいけないと思うのね。

内田先生の対談を読んでいて、いつも思うのは、我が心の老師、河合隼雄先生と内田樹先生の対談を、一度は聞いてみたかったということ。
絶対絶対、面白いと思うの!
私が死んだら、天国の二人に企画書を持って、お願いに行くわ(笑)。
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by june_h | 2012-02-28 12:26 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)