「ロンググッドバイ パパ・タラフマラとその時代」 パパ・タラフマラ 小池博史 青幻社

2012年の今年、解散を発表したダンスカンパニー パパ・タラフマラの30年を追った本。

ロング グッドバイ―パパ・タラフマラとその時代

パパ・タラフマラ / 青幻舎


パパ・タラフマラのダンサーである友人に初めて会った時、
「日本で30年続いているコンテンポラリーダンスカンパニー」
だと聞いて、私は衝撃を受けました。

伝統芸能でも商業演劇でもないコンテンポラリーダンスのカンパニーが、ヨーロッパならともかく、日本で30年も続いているなんて!?

どんなに有名な団体でも、活動を継続するのは、難しいものだと、よく聞くものですから・・・・・。

しかも、主宰で演出家の小池さんが、ダンサーでもコリオグラファーでもないということ!
だから、ダンサーそれぞれの体の動きが尊重されているわけですね。

解散を決定した大きな要因は、東日本震災と助成金カットだったそうですが、お金の問題は、切実ですよね。
この本に寄稿している映画監督の是枝裕和さんも、お金について語っていて「映画もキビシイ」んだと。
映画が厳しいなら、なおさら、ですよね(^^;

他にも、作家の天童荒太さんや、セゾン文化財団理事長の堤清二さんなどが寄稿。
こうして読んでいると、主宰の小池博史さんをはじめ、パパ・タラフマラを作ってきた演者、支えてきたスタッフ、楽しんできたファン、多くの人達と歩んできた30年だったのだと実感できます。

解散しても、小池さんなら、何かやってくれるはず!これからに乞うご期待(^^)
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by june_h | 2012-03-08 12:01 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)