「養老孟司の大言論2 嫌いなことから、人は学ぶ」 養老孟司 著 新潮社

巻末に、内田樹先生との対談があるので、手に取りました。

養老孟司の大言論〈2〉嫌いなことから、人は学ぶ (養老孟司の大言論 2)

養老 孟司 / 新潮社


英語を勉強すると、必ずブチ当たるのが、日本人に馴染みのない定冠詞と不定冠詞、いわゆる「a」と「the」の違い。
今まで、なんとなく使って来たこの二つですが、養老先生の説明で、この違いが明確にわかりました!目からウロコです。

そして、内田先生による英単語「order」の説明。
orderは、日本語に翻訳すると「順序」「整列」「秩序」「命令」「階級」など、様々な言葉になります。しかし、orderの概念を絵に描くと、たった一つ、ピラミッド型の形に表すことができます。
すべての言葉の意味に共通しているのが、この形なのだと。
そして、この形こそが、「頂上に神を置く階層世界」を示す西洋の思想そのものなのだと・・・・・おおっ!と思います(^^)

英単語の説明だけばかり書いてしまいましたが、それだけではございません(^^;
丁寧な文体の行間から伝わってくる、養老先生のフツフツと沸き上がるアグレッシブなパッションも楽しめます!
特にNHKの「報道は公正、公平、客観性、政治的中立」というキャッチフレーズはオカシイと、よく言ってらっしゃいます。
だって、それができたら、神様ですよねぇ(^^;

最後に、私が一つ気に入った養老先生の言葉を。
世界を倍明るくするには、太陽エネルギーを二倍に増やす必要はない。気分を変えさえすればいい。

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by june_h | 2012-03-09 20:01 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)