2012年 03月 11日
【アメリカ映画】THRIVE-スライヴ-【ミステリーサークルと世界の仕組み】
語りは、フォスター・ギャンブルさん。
P&G創業者直系の御曹司らしいです。
世界各国に突如として現れるミステリーサークルは、地球外生命体と、無から無限のエネルギーを生み出す「フリーエネルギー」の存在を示しているのだと言います。
フリーエネルギーの研究は、20世紀初頭から既に始まっていたそうですが、電力会社など、既得権益者に弾圧されてきたんだとか。
こうした「陰謀」を突き詰めていくと、多国籍企業や金融エリートによる支配、そして、イルミナティにつながっていくわけですが・・・・・。
・・・・・私には、イルミナティの友達がいないので、本当の所はどうなのかは、よくわからないのです(^^;
ある程度、秩序が固定されると、多かれ少なかれ社会が二極化していくのは歴史の常。
ただ、これまでは、一つの国や地域で起こっていたことが、現在は、世界的規模で起こっていることが、問題なんですよね。
今は、各国の政府より、多国籍企業の方が実質的権力が上というのは、わかります。マイケル・ムーア監督の映画でも、企業が政治家を買収するメカニズムを説明していましたから。
多国籍企業は、特定の国の政府のように、国の雇用の守ったり、社会福祉をしたりする必要はありません。
利益に反すると思えば、労働者をクビにして、生産拠点や本社を別の国に移すことができます。
儲けに走れば、いくらでも儲けられます。
政治家を買収すれば、税金免除の特権や、自社に有利なように法律を変えることも可能でしょう。
私、いつも思いますけど、短期的にはそういう「収奪」は可能かもしれないけど、長期的には維持できないと思うのです。奪うばかりの権力と、大勢がつつがなく暮らせない社会というのは。
でも、今の企業の仕組みは、どうしても短期的な利益が重視され、自然に対する影響など、長期的なスパンで物事を考えるのは、不向きに思えて仕方ないのです。
かといって、どうすれば良いかと言われると、なかなか難しいのですが・・・・・あまりに「規模が大きい」というのも、良いことではないかもしれません。
まさか、最初のトーラスの立体と、ベクトル平行体から、こんな話になるとは(^^;
P.S.
日本語の訳はわかりやすいのですが、所々に挿入される要人の「言葉」に対する日本語字幕も欲しかったです。
時々訪問なさせて頂き、勉強させて頂いています。
色路な分野にご興味をお持ちですね。
どの記事を読んでも、私の頭を刺激してくれます。
経済のグローバル化は歴史の流れで止められないもののようです。
その中で、実態経済より金融の方が大きくなりすぎて、多国籍企業や金融エリートなどごく一部の人の支配力が強まり、世界の国の経済をも脅かすようなことをしてい儲けているようです。クローバル化でいろいろな問題が起着ているのは、私も非常に気にかけています。
しかし、人の豊かさや幸せは経済だけでは解決できない、ぞに文化、芸術なの存在意義があると思います。
そんな考えもあり、今年はフェルメールの作品で最も有名な「真珠の耳飾りの女」などがきますので、この機会に今まで来日したフェルメールの作品の感想と私の読んだ本を整理して、フェルメール絵画はなぜこんなに魅力的かをまとめてみました。ぜひ一読してみてください。
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