「幸四郎的奇跡のはなし」 松本幸四郎 著 東京新聞

東京新聞・中日新聞に連載されていた、松本幸四郎のエッセイと写真集です。

幸四郎的奇跡のはなし

松本 幸四郎 / 東京新聞出版局


幸四郎さんの歌舞伎の舞台は、私はそれほど経験ありません。
でも、大学時代に、友達と『ラ・マンチャの男』を観に行って、大きなショックを受けたことがあります。
もちろん、『ラ・マンチャの男』の写真もあります!

やっぱり、弟の吉右衛門さんと違いますね。
吉右衛門さんは、愚痴っぽくて甘えん坊な印象ですが(笑)、幸四郎さんは、あまり本心を言わず、グッと堪えて淡々と進んで行く印象。
学校でいじめられていても、舞台を酷評されても、静かに受け止め、努力を続けていく・・・・・。
こうして黙々と日々の舞台をこなした結果が『勧進帳』『ラ・マンチャの男』の公演回数に繋がったのですね。

「長男」なんですよね。いろんな意味で。
しかも、幸四郎さんは、長男な上に、高麗屋の御曹司で、藤間家の大黒柱で、歌舞伎でも現代劇でも何でも主役。
背負っているモノが多過ぎます(^^;

また、幸四郎さんは、感受性(霊感?)が強い人ですね。
中村仲蔵の芝居を作っていた時に、仲蔵が夢に出てきて、髷の形を教えてもらったり。
『四谷怪談』で伊右衛門を演じた時に、花道で「何か」に袖を引っ張られたりとか(^^;

私は、吉右衛門さんに比べて、幸四郎さんには、ぶっちゃけあまり魅力を感じてなかったんですが(爆)、同じ「長子」として、いろいろ思うことがありました。
[PR]
トラックバックURL : http://juneh.exblog.jp/tb/15567072
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by june_h | 2012-03-13 12:58 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)