虚構の劇団番外公演 虚構の旅団Vol.1 「夜の森」(役者編)

「虚構の劇団」のみ、いつも勝手に書いている役者編です。


■大沢マキ:大久保綾乃
記憶喪失の患者で「王子様」の役。
彼女の役のフィルターを通すと、確かに、『星の王子さま』に出て来るキャラクターは、精神疾患の患者に見えます。
スゴく彼女に合っていた役だったと思います。


■佐藤:渡辺芳博
冗談が通じなくて、すぐに暴力の手段に訴えてしまう寡黙な男性患者。
でも、本当は根が優しいのだろうと思ってしまうのは、きっと、渡辺君が優しいからなんでしょう。
どうしてこうなったのか、過去が気になる役ですね。本人的には、結構大変な役なんじゃないかな。


■藪:小沢道成
道成くんにとって、やりがいあったキャラじゃないかな。
だって、北島マヤが、いかにもやりそうな役じゃないですか(^^;
自分は大スターだと言う妄想があり、常に誰かに注目されていたいと思う患者役。
パニックになるシーンでは、顔が上気していたのはもちろん、耳まで赤くなるくらいの、文字通り「熱演」でした!


■律子:大杉さほり
やっぱ大杉さん上手いわ。
躁鬱病患者だったけど、発作起こして机叩いているシーンなんて、自分がヒステリー起こした時みたいでゾッとしちゃった(笑)。
躁と鬱と。上手いからこそ、振れ幅の大きい役を任されたんだと思います。


■佐々木良江:高橋奈津季
今回、奈津季ちゃんは、頑張りましたよ!
夫が浮気しているのではないかと妄想して、たびたび発作を起こす患者役。
かなり振り切っていましたよ。ビンタされたりされ返したり(笑)。ビンタのシーンは、夫役の人がかぶっていて、よく見えなくて残念だったけど。
後は、「押す」演技だけではなくて「引く」演技も大事にできれば。
でも、今までで一番良かったです。ちゃんと印象が残りましたから。


■佐々木光夫:伊藤祐輝
奈津季ちゃんの夫役。
「猛獣」奈津季ちゃんを、よく受け止めましたね!
でも、まだ奈津季ちゃんに比べて自意識が残っているように感じちゃった(^^;
もっと自分を捨てて死のうとしてください(笑)。


■優子:富山恵理子
若いのに鼻濁音がキレイですね!・・・・・私が鼻濁音にこだわるのは、小学校の音楽の先生に厳しく注意されたせいなんですが(^^;
彼女は、役者的にスゴく得してます。だって、今回初登場だったですけど、すぐに覚えられたもん。
姉のマキを束縛する妹・・・・・というか、彼女達の母親の完璧主義っぷりがのり移って、母親と妹の2人で姉を無意識に苛む役。
こういう人いるよね・・・・・と思わせるくらい上手でした。


■高木:杉浦一輝
マトモな一輝君を初めて見たかも(^^;
鴻上さんの芝居だといつも、KYな人とか、宇宙人扱いされてたりとか、他の役とのコミュニケーションがあんまり無いんだもん。
もしかして、鴻上さん、一輝君のことをオーランド・ブルームみたいに
「典型的な二枚目(イケメンだけど中身が薄っぺらい)」
だと思っているんじゃないかと、勘ぐってしまいます(笑)。


■桜井:小野川晶
白衣の女医。
『星の王子さま』なら、バラ役は、晶ちゃんだと思っていたからピッタリ!
濃ゆい登場人物をよくまとめていた緩衝剤みたいな役でしたけど、しっかり務め上げていたと思います。


■田淵:三上陽永
ソーシャルワーカー役。
この芝居の中のキャラでは、マトモな部類に入りますが、道徳的に問題アリの人。まあ、こういう人もいないとね・・・・・っていうか、やっぱり陽永君は、こズルい役なんですね(^^;


■松井:秋瀬拓
研修医の「まっつん」役。
こういう芝居なら、一番「部外者」の彼が主役になるパターンが多いですが、この芝居は違います。
逆に、彼が主役になったら、わかりやすい芝居になるのでしょう。



皆、レベルアップしていると思いますけど、今度は、皆の色気を引き出すような芝居希望!
鴻上さんの芝居は、色気無いし(笑)、今回も、色気と対極の芝居なんだもん(^^;
みんな、もっと自分の魅力を知ってください!
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by june_h | 2012-04-09 12:24 | 観劇 観戦 コンサート レポート | Trackback | Comments(0)