「原発と祈り 価値観再生道場」 内田樹×名越康文×橋口いくよ メディアファクトリー

内田先生と、精神科医の名越先生と、作家の橋口いくよさんの対談。

原発と祈り 価値観再生道場 (ダ・ヴィンチブックス)

内田樹×名越康文×橋口いくよ / メディアファクトリー


内田先生は「書けば売れる」というより「喋れば売れる」って感じですね(^^;

そんなだから、原稿や講演依頼がひっきりなし!
「大学を退官したら「毎日が日曜日」になると思っていたのに、「毎日が月曜日」みたいに忙しい
と、ツイッターで愚痴をこぼしていらっしゃいました(笑)。

この鼎談で、私が興味を持ったのは橋口さん。
橋口さんは、原発事故が起こってから、毎日、原発に祈っているんだそうです。

ボロボロになるまで何十年も働かされた挙げ句、事故が起こったら、皆に恐がられたり、非難されたり。
私達の生活を支えてくれていたのに、こんな仕打ちをするなんて。原発も被害者なんだと・・・・・。

私も正に、同じように思って、同じように事故後に祈っていたので、ビックリ!
内田先生は、「この祈りは、「鎮魂」を大事にしてきた日本人として、当たり前の行為」だと言います。

あと、名越先生の「仮面ライダー論」が、面白かったです。

普通は、仮面ライダーが「正義の味方」で、ショッカーが「平和を乱す者」ということになっていますが、実は逆なんだと。

ショッカーは、体制側の人間達。
体制内の価値観しか知らず、自分達がやっていることに対して疑問を持たない。自分の頭で考えようとしない。

対する、ショッカーの裏切り者である仮面ライダーは、体制に反抗し、社会を変革する「不良少年」的存在。だって、バイク乗り回しているし(笑)。
とても納得(^^;

そして
「自分は「正義の味方だ」と言った瞬間から、「敵」や「悪者」ができる」
という言葉にも、納得です。
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by june_h | 2012-04-14 20:47 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)