「小澤征爾さんと、音楽について話をする」 小澤征爾×村上春樹 新潮社

小澤征爾さんの娘さんと、村上春樹さんの奥さんが親しかったことから実現したらしいこの対談。

小澤征爾さんと、音楽について話をする

小澤 征爾 / 新潮社


村上さん曰く、お互い表現は違えど、小澤さんと自分が似ているのは、
・仕事をすることにどこまでも純粋な喜びを感じていること。
・若い頃と同じハングリーな心を変わらず持ち続けていること。
・頑固なこと。

私が思うに、二人の共通点は更に
・世界的に有名なこと。
・日本国内の同業者(評論家?)には冷淡に扱われてきたこと。
だと思います(^^;

小澤さんは、村上さんのことを
「レコードマニアは、レコードやCDを買った時点で満足することが多いのに、正気の範囲をはるかに超えているほど、音楽を深く聴いている人」
だと。
なので、クラシックに関する村上さんの膨大な知識と鋭い質問に触発されて、小澤さんは、かなり深い話を思い出していって、素晴らしい対談になっています・・・・・が、私には、深すぎてほとんど分かりませんでした(^^;

だって、私、小澤征爾よりもカラヤンやバーンスタインの方がよくわかる・・・・・わけでもないんですもの(^^;
かろうじてわかったのは、ストラヴィンスキーの『春の祭典』。リズムが難しすぎて、ストラヴィンスキー自身が演奏できず、簡単な演奏に改定しちゃったんだとか(^^;;;

あと、マーラーの奥さんが浮気した時、ショックを受けたマーラーが、フロイトの治療を受けていたなんて、興味があります。

村上さん曰く、文章の書き方は、音楽から教わったそうな。
文章は、とにかくリズムが大切なんだと。このあたり、音楽と通じるものがありますね!

小澤さんは、とにかく楽譜を読むことが大切だと仰います。
頭で考えて読むのではなく、楽譜から音楽をそのまま体で受け入れるのだと。
20代までピアノを続けていながら、初見は愚か、音符もロクに読めない私は、耳が痛い(^^;

恐らく、歴史に残る対談でしょう・・・・・が、評論家の方々は、評価しないのかしらん(笑)。
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by june_h | 2012-06-27 12:23 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)