「えてこでもわかる 笑い飯哲夫訳 般若心経」 笑い飯哲夫 著 ワニブックス

お笑いコンビ 笑い飯の哲夫による般若心経の解説本。
この本を読んで、どうして笑い飯のネタがシュールなのか、よくわかった気がします(^^;

えてこでもわかる 笑い飯哲夫訳 般若心経 (ヨシモトブックス)

笑い飯 哲夫 / ワニブックス


哲夫さんは、関西学院大学哲学科で、西洋哲学専攻だったそうですが、イマイチ腑に落ちず。
しかし、般若心経を読んで、初めて納得したらしい。それからは、独学で般若心経を研究し、写経を趣味にしているそうな。
確か、東京大学の学園祭でも、仏教の講義をしたことがあるんだよね。
哲夫さんの好きな言葉は「涅槃」「刹那」・・・・・芸能人から「涅槃」という言葉を聞いたのは、沖雅也の「涅槃で待つ」の遺書以来だわ(←古っ!)。

彼の説明で特徴的なのは、まず、何文字かに分けて、文法的に、どのような構造になっているか説明し、その後、それぞれの言葉の意味を説明しているところ。
英文や漢文の参考書みたい。
よく考えたら、お経って、昔の中国語だもんね(^^;

あと、例えが面白いところ。
「五蘊」を「公園で拾ってしまった乾燥ウンコ」で説明したり(^^;
「般若波羅蜜多」のように、サンスクリット語の音訳部分は、ヤンキーの使う「夜露死苦」と同じ要領なんだとか(^^;

般若心経は、『西遊記』でお馴染みの三蔵法師が書いたお経。
観音様が仰った、という形式で書いてあるそうです。
最後の行
「羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶」
は、観音様から私達への応援歌であり祝福でもあるんですね!
ここんとこ、いろいろ大変だったので、泣けました(T_T)

なんで自分の存在にこだわるんや、自分の考えも体もひとりだけの所有物やと思わんと、自分も他人も草木もゴミも、全体が液状にドロドロしてて、ただ偶然、ドロドロしてる中のここからここまでの部分が自分となって現れてるだけやねんで、そしたら全部は繋がってて、自分だけの所有物なんか何もなく、すべてはみんなの所有物になる、そしたら他人に与えることも、何ら嫌なことではない、それで「慈悲」の心が生まれるんやで

[PR]
トラックバックURL : http://juneh.exblog.jp/tb/16876915
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by oomimi_usako at 2012-09-25 18:02
私、般若心経は小さい頃からおなじみです。
テンポやコトバの音が好きで、部分的ですが唱えられたりするのですが・・・そういえば、意味まで調べたりしませんでした、いままで。
ちょっと読んでみようかしら♪
ぎゃーてーぎゃーて・・・のところも、子供の頃からなんだか面白く感じられて良く真似していましたわ・・・(^^;;)
・・・ちゃんとお勉強しなくちゃね。
Commented by june_h at 2012-09-26 17:06
>usakoさま
おっしゃるように、般若心経ってリズミカルですよね。
この本は、わりと下世話なたとえも多いので(^^;
瀬戸内寂聴さんの般若心経の入門本も面白かったですよ!
by june_h | 2012-09-25 12:29 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(2)