「米原万里の「愛の法則」」 米原万里 著 集英社

ロシア語通訳家・作家の米原万里さんの講演録です。

米原万里の「愛の法則」 (集英社新書 406F)

米原 万里 / 集英社


4つの講演について収録されていますが、「愛の法則」は、石川県の高校での講演録です。
彼女が愛ついて語ったら、さぞかし理屈っぽいんだろうな・・・・・と思いましたけど、案の定でした(^^;

「四期間別、男女の寿命」の話が興味深かったです。
男女の寿命を4つの期間で比べると、こんなふうになります。

■第1期:受胎から誕生するまで
男の方が長い(男児の方が2~3週間遅く生まれる)

■第2期:誕生から第2次性徴まで
男の方が長い(女子の方が成熟が早い)

■第3期:繁殖可能期間
男の方が長い(女性は30~40年、男性は女性より10~20年長い)

■第4期:繁殖能力を失ってから死ぬまで
女の方が長い(女性の方が約10年以上長い)


第4期がポイントです。
第1~3期までは、男性の方が長いのに、第4期だけ短いんです。
生殖行為は、女性にとっては「スタート」だけど、男性にとっては「ゴール」なんですね。

要するに、男性は、「性的能力がなくなる時が寿命」なんです(^^;
メスと交尾すると死んでしまう昆虫のオスと、人間の男性は、実は同じ!?

性的能力にばっかりこだわって、バイアグラだなんだって騒いで、男ってバッカじゃねーの!?って思ってたけど、男性は、性的能力がなくなったら死んじゃうって、無意識に気づいているからなのかも・・・・・。

そう考えたら、騒いでる男性も、カワイソウカワイイと思える・・・・・だろうか(^^;
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Commented by 二華 at 2012-10-12 18:36 x
バイアグラ、そんな本能が隠れてたんですねー。^^

昆虫の例え・・・・・・最高!
Commented by june_h at 2012-10-14 09:33
>二華さま
寿命の違いから、女性は子供を産んで育てる、男性は種をまくのが仕事って、明確にわかりますね(^^;
この話を読んでから、カマキリが交尾した後、メスがオスを食べてしまう画が浮かび、ちょっと溜息(^^;;;
by june_h | 2012-10-12 13:55 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(2)