2012年 10月 31日
「幸も不幸もないんですよ 人に、お金に、運に好かれる法則」 小林正観 著 マキノ出版
「何か読みたいのに何も読めない」という状態では、神経がすり減るので、部屋中を探して、なんとか読める本を探していました。
ようやく、読めそうな本が出てきました。
以前、友達からもらったのが、この本でした。
この本に書いてあることで、私が納得したのは、
「神社・仏閣は、お願い事をする場所ではなく、お礼を言う・感謝をする所」
ということです。
私が病気になった時、何をしても治らず、最後は、神頼みとばかりに、ちょくちょく神社に行って、治して欲しいとお願いしていました。
でも、ある時、ふと思いました。
私がもし、神様の立場だったら。
いつも会うたびに「お金欲しい」とか「彼氏欲しい」とか、お願いばっかりしてくる人がいたら、きっと、会うのイヤになるよね(^^;
神様が会いたいと思ってくれるようになるには、神様に喜んでもらうには、どうしたらいいだろう。
お米やお酒を御供えしようにも、神様は、目には見えないし、無職の私には、まとまったお金は、お納めできない・・・・・。
そうだ。
せめて、感謝の想念を差し上げよう!
そう思って、その日にあった楽しかったこと、嬉しかったことを報告しようと思いました。
病気で、なかなか嬉しいこともなかったですけど、とりあえず、一日無事に生きられたことは、感謝できましたから。
そのうち気付きました。
病気の時は、何もできない自分を恥じて、明日も同じ絶望感を味わうのだと思うと「明日が来るのが怖かった」。
でも、少しでも感謝できることを見つけられると「一日生きれば、その分、感謝できることが一つ増える」。
それからは、前向きに「明日」を迎えられるようになり、報告できる感謝の数がどんどん増えていきました。
あと、私は、14歳の時から寝る前に「お祈り」しています。
特定の宗教ではなく、神様の名を唱えたりはしません。
ただ、自分を守ってくれているであろう守護霊に対してです。
それこそ最初は「志望校に合格したい」とか、自分のことばかりお願いばかりしていました(^^;
でも、年を取るにつれて、毎日生きられたことへの感謝、家族への感謝に変わっていきました。
こうした変化が実感できただけでも、生きてて良かったと思います。
自分の状況が厳しくても、感謝すること、祈ることを忘れない。
この本は、思い出させてくれました。
どうぞお大事に。
ご心配をおかけしてすみません・・・・・。
9月の半ばにメガネが歪んだことから始まって、いろいろトラブッてしまいました(^^;
基本的に、このブログでは、あまり愚痴は書かないようにしているのですが。
「メガネ探訪記」でも書こうかしら(笑)。