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千住博美術館@軽井沢の秋2012

一夜明けて、またまた良い天気!
せっかくなので、保養所の敷地を散歩しました。
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あちこち栗やどんぐりが落ちています。
リスがそれを食べています。カワイイ♪
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母は言いました。
「千住博美術館に行きたい!」
幸い、保養所からは、車で5分くらいの場所にありました。
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日本画家の千住博さんは、バイオリニストの千住真理子さんのお兄さん。そして、作曲家の千住明さんは、弟さんです。
ご両親の教育がユニークで、3人が小さい時、壁でもなんでもどんどん落書きをさせていたというエピソードを思い出します。

とにかく、外観からユニークな建物だと思っていました。
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中に入ると、もっと不思議。
美術館っぽくないです。
ぜひ、美術館のホームページでご確認ください!

順路は、ありません。
森の中を散歩するかのように、自由に歩いてください、と。

また、敷地の傾斜に合わせて、中が緩やかな坂になっています。
無理に平らにせず、自然に合わせています。

壁には、滝の絵をはじめ、千住明さんの絵が展示されています。
うまい具合に壁が柱の役割もしているのです。
まるで、森の中に滝が佇んでいるかのよう。

所々、美術館の中には、木が生えていて、筒状のガラス壁で包まれています。自然光も入るようになっています。
美術館の中にいながら、外の空間とつながっているのです。

自然光を取り入れるのは、美術館としては、かなりのチャレンジではないでしょうか。
太陽光で、絵が退色しますから。
絵に直射日光が当たらないように設計されてはいますけどね。
建築家の西沢立衛さんによる設計です。

とにかく、なんて贅沢な美術館なんだろうと思いました。
千住明さんの絵を飾るためだけに設計された美術館なんですから。
建物と絵と自然が一体となって、一つの世界観を作っているわけです。
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Tracked from K's Sweet Ki.. at 2012-11-04 18:02
タイトル : 軽井沢千住博美術館とブランジェ浅野屋
この夏、軽井沢で楽しみにしていたことの一つ。 それは、昨秋オープンした軽井沢千住博美術館をたずねることでした。 周りを、見事なカラーリーフガーデンに囲まれて立つ美術館の斬新な建物は、 建築家西沢立衛氏によるものです。 土地の起伏を、そのまま生かした床のうねり。 全面ガラス張りの壁や、大きな吹き抜けの向こうには、 美しいグリーンも楽しめます。 まるで、林の中で絵画鑑賞しているかのような美術館です。 こちらでは、千住博画伯の作品のうち 初期のものから新しいものまでを、少しずつ見ら...... more
Commented by oomimi_usako at 2012-11-04 18:05
TBありがとうございます。
私からも・・・。
自然と一体感のある美術館ですので、私は夏の良いお天気の日にしか行っていませんが、春夏秋冬、雨の日雪の日、それぞれの様子を見てみたいものだなぁと思っています。
Commented by june_h at 2012-11-05 12:28
>usakoさま
こちらこそありがとうございます!
本当に素晴らしい美術館ですね♪確かに、四季によって、自然光も違うでしょうから、楽しめそうですね。
夕暮れなんかもよさそうです(^^)
by june_h | 2012-11-02 12:46 | 旅行記 | Trackback(1) | Comments(2)