「無敵の生きかた みんなが味方になる」 小林正観 著 廣済堂出版

最近、この方の本をよく読みます。

無敵の生きかた みんなが味方になる

小林 正観 / 廣済堂出版


この本のプロローグでは、三蔵法師(玄奘)の生い立ちが詳しく語られています。
玄奘は、中国から天竺(現在のパキスタン)へ旅をして、仏教の経典を持ち帰りました。
その旅は、16年にも渡る、長く険しいもの。砂漠を越え、盗賊に遭い、多くの困難を乗り越えて、ようやく実現できたのです。

他の誰も為しえなかったことを、なぜ玄奘だけができたのか。
小林さんは、「目の前の人を大事にした」「敵を作らなかった」「頼まれたことを断らなかった」からだと言います。

玄じょうは、旅の途中で、諸国の王様や有力者に教えを請われたり、滞在するように言われたりしていますが、これらに対してなるべく応えるようにしています。
真っ直ぐ目的地を目指すより、時間は掛かったかもしれませんが、多くの協力者を得て、旅を成功させることができたのです。

「無敵」とは、「一番強い」ことではなく、「敵を作らない」ことなのですね!

玄奘は、旅の最中によく『般若心経』を唱えていたそうです。

過酷な旅をしながら「世界は夢だ幻だ」と唱えるのは、どんな気分なのだろうかと思いますが、感情に捕らわれず、常にニュートラルに、客観的にいられたのは、このおかげだったのかもしれませんね。
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by june_h | 2012-11-14 12:25 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)