「宇宙が応援する生き方」 小林正観 著 致知出版社

小林正観さんの、恐らく、実際の講演録だと思います。
字が大きくて読みやすいです。

宇宙が応援する生き方

小林 正観 / 致知出版社


越智啓子先生の講演会もそうですが、ダジャレが多いですね(^^;
なんとかして、お客さんを笑わせようとしているみたい。
悩んでいるお客さんが多いので、笑顔が大切ですよ!と伝えたいのですね。

最後に「50年間、人に迷惑をかけなかったのにガンになってしまった」と嘆く女性の話がありました。

正観さんは「迷惑をかけていないと思うなんて傲慢だ」と言います。
どんなに一人に見える人でも、50年生きている間に、穀物や家畜、魚など、たくさんの命をいただいて命をつないでいるのです。
生きていて、迷惑をかけないなんてことは、ないのだと。

私は、父親に
「誰が食わせてやってると思っているんだ」「人に頼らずに一人でなんでもやれ」
と言われたときから、「両親は私のせいで苦しんでいる」「迷惑をかけてはいけない」という強迫観念にとらわれました。
危うく、摂食障害にもなりかけました。パンを食べると、血の味がしたからです(笑)。
たぶん、両親の肉を私が食べてしまっているような気になっていたのです(^^;

とにかく早く、自分で稼げるようになって、父親の稼ぎを減らす状態から脱却しなきゃと思っていました。
結婚なんて、恐ろしくてできませんでした。
結婚とは、夫になる人の自由とお金を奪って生活することのように思えたからです。
だから、就職して、自分の稼ぎで食べられるようになって、罪悪感が消えて、本当にラクになりました。
どんなに仕事がツラくても、自分の手足で生きていけることが幸せだったのです。

一人でマンションを買った時も嬉しかった。自分の気持ちが自由になるなら、30年の住宅ローンの不自由さなんて、どうでも良かったのです。
私は家と結婚しよう。ここで一人で死のう、一人で死ねたら嬉しい、これで誰にも迷惑かけなくて済むんだと思っていました。

でも、今度は、仕事のストレスで病気になりました(^^;
心身ともに無理していたこと、全然気付いていなかったのです。実は、自分が望んでいない生き方だったのね。
薬漬けで体もガリガリになって危うく死にかけました。本当に家と「心中」して、孤独死する一歩手前でした(^^;

こうなる前に、早く気付けば良かったって思います。
「迷惑かけないで生きる」ってムリな話なんだと。
そもそも「一人でなんでもやれ」って言った父親自身、母親になんでもやってもらっていないと、何もできない人だったのに(笑)。
矛盾に気付かなかったのです。私、頭、悪過ぎ(^^;

あと、「迷惑かけたくない」という気持ちは「迷惑かけられたくない」という気持ちと表裏一体だったのです。
今更ながら思います。自分は、なんてケチくさい人間なんだろうって(^^;

あと、感謝がなかったです。
「自分一人で生きている」って思っていたから、そうじゃない人を軽蔑していました。
傲慢ですよね・・・・・。

ここまで気付くの遅かったけど、ここまでずいぶんお金も時間も生命力もムダにしてしまったけど、死ぬ前に気付けて良かったです(笑)。ここまで生きてて良かった!生きていなければ気付けませんでした。
今では、両親に迷惑かけても全然平気な人間になってしまいましたが(笑)、いっぱい感謝を贈っています(贈っているつもりです)。
あとは、自分ができることをしていこうと思います。
[PR]
トラックバックURL : http://juneh.exblog.jp/tb/17476506
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by june_h | 2012-12-21 13:41 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)