2012年 12月 25日
チョコレート展@国立科学博物館
チョコレートで作ったクジラと汽車。
科学博物館前にあるシロナガスクジラとSLがモデルと思われます。
チョコレートでできているとは思えないほどの精巧さです。
私は、以前『チョコレートの真実』という本を読んでいたので、チョコレートの歴史は大体、わかっているつもりでしたが、ビジュアルで見ると面白いですね!
日本は、カカオ豆のほとんどをガーナから輸入しています。
日本の消費量は、世界的にも上位と思っていましたが、欧米諸国に比べれば全然少なかったです。
「チョコレートができるまで」のコーナーでは、カカオ豆が加工される工程を「体感」できます。
熱風で乾燥されたり、ローラーでつぶされたり。
脚がローラーの間に入るかドキドキでした(^^;
カカオ豆は、一旦、発酵させないとダメなんですね。
また、炭酸カリウムをカカオマスに添加することで、まろやかな口触りになることも知りました。
「メイラード反応」という言葉も初めて知りました。
糖とタンパク質を加熱すると褐色に変化する反応で、炭化や酸化と異なる反応らしい。しかも、メカニズムがよくわかっていないらしい。へー。
チョコレートもそうですが、コーヒーや紅茶などの嗜好品は、加工の手間がかかります。
だから、人件費がほとんどタダみたいな国や地域で原料が栽培されているんですよね・・・・・そのことについては、あまり触れていませんでしたが。
出口では、チョコレート展の公式グッズの他に、人気のチョコレート菓子もたくさん売られています・・・・・お菓子メーカーの思惑に、まんまと乗せられてしまいそう(^^;
その場で撮った写真が、チョコレートのパッケージになるサービスもありました。カップルが多かったですね!
バレンタインデー前後に混みそうですね。