「埼玉の逆襲 フツーでそこそこ 埼玉的幸福論」 谷村昌平 著 言視舎

埼玉県民で良かった!
そう思える本でした。

埼玉の逆襲 (笑う地域活性化本)

谷村昌平 / 言視舎


私は、大阪生まれで、7歳の時に埼玉に引っ越して以来、通算で20年以上埼玉に住んでいますが、自分が「埼玉出身」だと思えません。
母は大阪、父は名古屋出身なので、埼玉の文化を知らないのです。

周囲は「ダサいたま」だと言って、バカにしたり卑下したりするし(ちなみに、「ダサい」は、一説によると埼玉が語源らしい)。
「東京のベッドタウン」ということで、遊び場はないし。
小さい時から、埼玉に対するネガティブな情報で溢れていました。
本のタイトルの「埼玉」を見ただけで、気恥ずかしさを覚えます。

でも、この本には、私の知らない埼玉が溢れていました。

古代、埼玉の地域は、栄えていて、古墳がたくさん見つかっています。
今の東京は、海の中でしたからね(^^;

江戸時代、江戸に近い地域に大きな勢力を置きたくなかった幕府は、小さな藩を点在させました。
このことが、埼玉県がイマイチまとまりのない県になった一因のようです。
今も埼玉は、横のつながりがあまりありません。
地元と東京の往復が多いですから。
東京と接している川口市などは「埼玉都民」と言われています(笑)。

浦和と大宮が、仲が悪いのは知っていましたが、かなり根深い問題みたいで(^^;
岩槻も県庁候補だったんですね!

埼玉県は、大消費地の東京都と隣接するメリットから、農業・工業・サービス業のバランスがイイ!
県内総生産は、20兆円で国内5位。内陸県としては最高位です。アラブ首長国連邦より多いんですって!
気候も良く、自然災害もほとんどありません。快晴の日数は、日本一です。

関東大震災では、南関東の被災者を多く受け入れた実績があります。
東日本大震災以降は、小さな子供のいる家族が多く移住して来ました。
加須市は、福島県双葉町の役場を、元騎西高校の校舎に受け入れています。

隣接県との利権争いもありません。
「何もない」ことが、こんなに素晴らしいなんて!
いいえ。実は、既に、たくさんの良い所を持っていたのです。
こんなに長いこと住んでいて、なんてもったいなかったんでしょう!
青い鳥は、すぐそばにいたのですね。
これからは、埼玉県民であることに誇りを持ちます!
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Commented by グレイス at 2013-01-27 00:41 x
私も今年で埼玉在住10年になります。私も埼玉好きです!飲食店の開拓も楽しいし、ここへきて新しいステキな出会いもたくさんありました。将来もし関西に帰らなければ今住んでる辺りでマイホームが欲しいくらいです。
Commented by june_h at 2013-01-28 11:47
>グレイスさま
気づけば暮らしやすい場所ですよね(^^)♪
またぜひ飲みに行きましょう!
by june_h | 2013-01-26 20:33 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(2)