【あらすじアリ】「非選抜アイドル」 仲谷明香(AKB48) 著 小学館

AKB48の元メンバー 仲谷明香さんの著書です。

非選抜アイドル (小学館101新書)

仲谷 明香(AKB48) / 小学館


アイドルの本だからって、若干ナメてましたが(笑)、しっかりとした文章から、彼女の真面目さと信念が伝わってきて、読んでいて襟を正す思いでした。
私もまだまだやれることはあるのだと、20代の彼女に教えられました。
読んで良かったです。若い人に読んで欲しい本です。

仲谷さんは、小学校の時に盛岡から千葉に引っ越したのですが、新しい環境に馴染めず、引っ込み思案に。
アニメを見ることだけが心の寄り所となり、声優になりたいと思うようになりました。
中学の時、声優養成所に通いましたが、授業料が払えずに退学。
そんな時、同じ中学校のクラスメイトだった前田敦子がAKB48に入ったことを知ります。

AKB48に入ったら、いろいろなレッスンがタダで受けられる!
そう思った彼女は、迷わずオーディションを受け、見事合格します。

当初、彼女は、アイドルになりたかったわけではなかったので、選抜メンバーではなく「非選抜メンバー」として、人気が無くても、気にしなかったのです(^^;
しかし、人気が無いとクビになるので(笑)、彼女は、生き残るための戦略を考え始めました。

まず、自分を客観的に、冷徹に分析
彼女は、選抜メンバーではないので、ほとんどがAKB専用劇場での仕事。
だったら、公演を極めようと、自分の振り付けの他、病気で来られないメンバーの振り付けも覚え、代役を買って出るようになりました。こうして、彼女は、「便利屋」として、居場所を見つけたのです。

それから、一つ一つの仕事に手を抜かないこと
ファンにアピールできるメルマガやブログを毎日コツコツ続けたり。
トークが苦手だった彼女は、他メンバーの発言をシミュレーションして、自分のコメントを考えたり。
そうすると、少しずつ結果が出て、ファンが増えていき、憧れだった声優の仕事も舞い込んで来たのです。

仲谷さんは、前田敦子のクラスメイトだったということで、彼女に対してドロドロとした感情を持っているのだろうと、私は勝手に想像していたのです(笑)。
しかし、当の本人は、AKB総選挙で1位としてスポットライトを浴びる前田敦子の隣で、「非選抜メンバー」としての自分の立場を「楽しんで」さえいたのです。
こんなふうに達観できたのは、自分の確固たる立ち位置を持っていたからなのでしょう。

この本にはありませんが、先日、彼女は、声優になるためにAKB卒業を発表。
彼女が一番スゴいのは、「声優になる」という夢に向かって、決してブレなかったことですね。

この先、彼女がどんな道に進んだとしても、彼女は、必ず自分のできること、自分の居場所を必ず見つけて、「自分だけにしかできないこと」を実現するのだろうと、強く確信しました。
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by june_h | 2013-03-27 12:11 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)