柿葺落五月大歌舞伎第三部「京鹿子娘二人道成寺」@歌舞伎座

これが本命です!

■白拍子花子:坂東玉三郎
■白拍子花子:尾上菊之助


最初に言うのもなんですが、主役の二人が登場する前に出てくる「聞いたかブラザーズ(所化)」さん達の数、多すぎじゃないですか(^^;
半分くらいでもイイんじゃないかと思ったんですけど。

後になって、その訳がわかったように思います。
二人が踊っているのを、所化さん達が緋毛氈に座って見物するシーンがあるんですが、こうやって、本番の舞台で踊りを勉強できるからなんですよね。きっと。

そして、いよいよ二人の白拍子の登場。
花道から先に登場したのは、菊之助。
そして、菊之助と同じ衣装ですっぽんから登場した玉三郎。
二人並んだ時、感極まって涙ぐんでしまいました。
美しさに涙が出たのは、初めてです・・・・・。

面白かったのは、菊之助は音羽屋の、玉三郎は成駒屋の振り付けだったこと。
それぞれの違いがよくわかります。

玉三郎の道成寺を、ずっと見てみたいと思っていましたが、母と共通の感想は、
「玉三郎も良かったけど、菊之助も負けてなかった!」

玉三郎と同じ振り付けで踊ると、大抵は玉三郎の凄さが際立つのですが、菊之助もよく踊りこんでいて、柔らかさと美しさと、若々しい華やかさがありました。

でも、玉三郎は、若い娘なら若々しく、太夫なら堂々と・・・・・というふうに、一瞬でキャラクターの「肚」に切り替えて踊っているのがよくわかります。

玉三郎が鐘を見て、ふと、ドロドロした感情が湧き上がって、縮緬のてぬぐいをスッと動かすシーン。
ちょっとした動きなのに、どうしてこんなに背筋がゾッとするんでしょう(^^;;;

舞台や衣装の華やかさもさることながら、二人の踊りを堪能できて良かったです!
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Tracked from K's Swee.. at 2013-05-23 15:55
タイトル : 歌舞伎座 柿葺落五月大歌舞伎 第三部
三月の開場式の頃よりも、 四月の公演の時よりも、 今月の場内は、ずっと落ち着きを取り戻していました。 以前と違うのは、お越しの方の殆どが、きちんと身を整えてお出ましであること。 まだ学校帰りに、セーラー服姿で観劇に出かけていた頃が、ちょうどこのようで、 ご年配の方々の素敵な装いを拝見出来るのも、 歌舞伎観劇のお楽しみの一つだったことを、ふと、思い出しました。 今回は、花道すぐ脇のお席での観劇。 花道を行き来する役者さん方の息遣いや、翻るお袖から届く風を、 間近く感じられる場所...... more
Commented by oomimi_usako at 2013-05-23 15:57
私もうっとりしてまいりましたよ~。
TB二ついただきました!
Commented by june_h at 2013-05-24 12:00
>usakoさま
毎度ありがとうございます!
私もお邪魔します。
by june_h | 2013-05-20 12:27 | 歌舞伎 鑑賞 | Trackback(1) | Comments(2)