「光のアカシャ・フィールド 超スピリチュアル次元の探求」 よしもとばなな×ゲリー・ボーネル 徳間書店

作家のよしもとばななさんと、「そのスジ」では有名なアカシックレコードの権威ゲリー・ボーネルさんの対談。
タイトルからもお分かりのように、バリバリにスピリチュアルな内容ですが、二人とも、自分の生い立ちや、家族に対する葛藤を、赤裸々に語っています。

光のアカシャ・フィールド 超スピリチュアル次元の探求

よしもとばなな / 徳間書店


ばななさんは、お姉様と折り合いをつけるのが難しかったそうで。
また、幼少期から感受性が強くて学校に馴染めず、教師からよく殴られていたんだそうです。

ゲリーさんは義父に虐待されていて、自分がこんな目に遭う「意味」を、ずっと考えていたんだとか。

次の二人の会話に目が止まりました。
「ばななさんは、ばななさんでいることは大変ですか」
「やっぱり大変ですね。慣れましたけど」
「慣れてきましたか」
「慣れました、やっと」

この会話、私にも実感があります。
私は、中学生くらいまで
「どうして私は××××(自分の本名)をやっているんだろう」
「××××の前は何だったんだろう」
って、教室の後ろのロッカーに座って、よく考えていました(^^;
とにかく
「自分が××××をやっている」
ということに対して、ずーっと違和感があって、
「××××であることに慣れない」
と感じていたから。
だから、自分の存在についての漠然とした不確かさみたいなものを、ずっと持っていました。
これは、誰に話してもわかってもらえるものでもないし、誰かと一緒にいれば解消されるものでもないのですけど・・・・・。

今は、もう、そんなことは、あまり考えませんが、いまだに自分の名前をうまく言えません(^^;

ゲリーさんは、こんなことを言っていました。
これは説明するのがちょっと難しいんだけれども・・・・・。イエス・キリストという存在がいます。イエスは本当に基本的でシンプルな真理を教えました。(中略)そして、彼の信者がときを超えて教えを更新し、戦争をつくり、絶望をつくり、考えうる限りいろいろなところをめちゃくちゃにしました。
ヒトラーがいます。彼は非常に性質の悪い男です。しかし、彼が地球上に存在したために、こういうことはもう二度と起こしてはいけない、お互いにうまくやっていかなければいけない、お互いに同意できるところで生きていかなければいけないと我々は考えるようになりました。ヒトラーは、ほかの人にとってすばらしいものを生み出すきっかけになりました。(中略)彼らの転生のどちらが偉大かということをどうやってはかればいいのか。人生にとってまさに大きな疑問が生じます。いいか、悪いかではないのです。

これ、欧米人が口にするのは、なかなか刺激的なことだと思うのですよね(^^;

本人の動機が善意だとしても、結果が必ず良いものになるとは限らないのが、この世の中の難しい部分で。
逆もまた然りです。

「地獄への道は善意で敷き詰められている」

なんて言葉もあるくらいですから(^^;

結果は、自分ではコントロールできないものだから、自分のやりたいことをやっていくしかないんだと思うのですけどね・・・・・。
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by june_h | 2013-07-01 12:36 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)