2013年 08月 06日
白山比咩(しらやまひめ)神社@日本列島真ん中の旅2013
目的地は、電車で行くには、少々不便な所。
金沢駅から、北陸本線で西金沢まで5分。そこから北陸鉄道で鶴来駅まで30分。さらに駅から徒歩30分・・・・・。
しかも!
電車の本数が少ないので、ちゃんと調べて行かないと、それぞれの駅で30~1時間、平気でロスします(^^;
後述する着物レンタルショップの美容師さん(地元の白山市出身)によると、車で行く人が多いため、初詣期間中は、駐車場の空き待ちに数時間掛かることもあるそうです(^^;
駅から歩いて行く途中、お不動様(波切不動明王)がいらしたので、ご挨拶。
鎌倉時代からあるそうな。
「ナウマク サンマンダ バザラダンカン」
と、マントラを唱えてみる。
途中、趣のある建物があったと思ったら、日本酒「菊姫酒造」の本社でした。
親鸞の廟も近くにあるそうですが、場所がよくわからず、時間もなかったのでパス。
残念!
山の麓らしき所で、ようやく鳥居が!
白山比咩神社は、全国の白山神社の総本社。
ご祭神はシラヤマヒメ。
古事記のククリヒメと同一視される女神なんだそう。
シラヤマヒメは、イザナギがイザナミを連れ戻しに黄泉の国に行った時、二人をうまく取り持ったんだとか。
そんなわけで、縁結びのご利益がある神社らしいのですが、私の勝手な妄想では、彼女は、死者の声を聞き、生者に伝えた、土着の巫女(ミディアム)だったか。
あるいは、中央からの征服者と土着の民を取り持った仲介者(エージェント)だったのか。
美容師さん曰く、シラヤマヒメは、縁結びならイイんですが、ヤキモチ妬きの女神様なので、カップルで行くと別れると地元では言われているそうです(^^;
カップルで行くなら、能登の気多大社に行くそうです。
気多大社は、男の神様だから妬かないって。
さてさて、また歩いて戻らねば・・・・・。