「図解 黒魔術」 草野巧 著 新紀元社

古今東西の黒魔術について解説された本です。
こんなもん理科や算数みたいに簡単に解説しないでって思ったけど、仕事にちょっと関わるんで読みました(←ってどんな仕事だよっ!)

図解 黒魔術 (F-Files No.040)

草野 巧 / 新紀元社


黒魔術とは、邪悪な魔術のこと。

世界中の黒魔術を分析すると、大体次の二つの法則に基づいていることが分かります。
まず一つは「類似の法則」。
例えば、呪いたい相手に似せた人形を作って傷つけると、相手が苦しむとか。
もう一つは「感染の法則」。
例えば、呪いたい相手の髪の毛や爪に術をかけると、相手にも影響があるとか。

黒魔術の目的は、さまざま。
ミルクやバターを盗むという「なんとなくセコい」ものから、一族郎党や国家を破滅させる大規模なものまで。

方法もさまざま。
黒魔術なので、動物の血や死体の一部を使うようなおどろおどろしいのは結構あります。
ハイチでは、ゾンビを作るのにチョウセンアサガオを使っていたんだとか(^^;
中世ヨーロッパでは、媚薬として、カノコソウやクロッカスを使っていたようですが、これらは精神や女性生殖器を興奮させる作用があるので、理屈的に分かります。
男性→女性限定ですけどね。
ちなみに、この本に書いてある具体的な魔術の方法は、かなり簡略化してあるので、このとおり実行しても、魔術は発動しないと思います(←なぜ分かる!?)。

黒魔術にまつわる歴史も面白いです。
島津家のお家騒動で黒魔術が使われたとか。
中世フランスのモンテスパン侯爵夫人が、ルイ14世の寵愛を持続させるために黒ミサを行ったとか。

一番、インパクトがあった魔術は、中国 明時代の「陰門陣」。

戦闘の際、前線に全裸の女性を大量に並べて、相手に向かって一斉に陰部を見せるという攻撃魔術。
つまり、相手の大砲の「陽の気」を、女性の「陰の気」で封じるという理屈らしい(^^;
逆に、相手兵士達が元気になっちゃいませんか!?・・・・・という下世話なツッコミはさておき、相手は、それに対抗して、全裸のお坊さんを大量に並べたらしい(^^;
どんな戦いなん!?コントかっ!?

・・・・・人の欲望は尽きないものです(^^;
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by june_h | 2013-11-09 21:09 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)