「職業治験 治験で1000万円稼いだ男の病的な日々」 八雲星次 著 幻冬舎

薬の治験で生活しているという自称「プロ治験者」の体験記。

職業治験 治験で1000万円稼いだ男の病的な日々

八雲 星次/幻冬舎

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著者は、新卒で入った会社をたった2か月で辞めた後、治験に参加することに。

彼が初めて参加した治験は、高血圧の薬。
20泊21日で53万円もらえました。

治験は、アルバイトではなく、あくまでボランティアという扱い。
「ボランティア」が受け取るお金は、報酬ではなく「負担軽減費」と呼ばれます。

治験場所は、病院の入院施設。
カフェインや酒、タバコは禁止。
食事と睡眠は管理されますが、それ以外の行動は、施設から出なければ原則自由。
薬の副作用と、1日に何度となく行われる採血を我慢すれば、3食昼寝付きで大金がもらえる美味しいボランティアだと考える人も(^^;

とにかく彼は、お金が欲しい!
治験前の健康診断で、異常ナシですとウソをついたり、薬で多少ダルくなったりしても申告しないらしい・・・・・治験の意味ないじゃん(^^;

普段、自堕落な生活を送っている参加者は、治験で規則正しい生活をするため、逆に元気になることも(笑)。
治験する薬は、健康食品に近いライトなものから、わざと骨をパキッと折って参加するヘヴィなものまであります(^^;

1回の治験に参加すると、次の治験まで4か月空けなければいけないという「4か月ルール」というものがあります。
しかし、著者は、海外治験に参加するなど「抜け穴」を使って、ほぼ1年中、治験に参加しています。

治験は一見、オイシイ「仕事」のように見えますが、重大な「落とし穴」が。

治験に参加する条件が
「健康な若い男性」
なので、40歳以降になると、対象外になり、応募すらできません。
ズルズル治験で生計を立ててしまうと、40歳までの職歴がほとんどない状態になるので、就職が難しくなります。

新薬開発には、莫大なコストがかかることは知っていましたが、治験だけでも、かなりかかることがわかりました(^^;
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by june_h | 2013-12-19 12:04 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)