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第十四回 柳家小満ん 在庫棚卸し@四谷荒木町 橘家

久しぶりの落語会。
友達のオススメの会ということで、足を運びました。

たいてい、落語家さんの名前を冠している会は、その落語家さん一人ではなく、前座さんや、一門のお弟子さんを間に挟んで、2席くらいやるのが普通。
でも、この会では、ホントに小満ん師匠一人。しかも2時間弱で3席。
体力も精神力も要りますね。


■ねぎまの殿様
『目黒のさんま』みたいな話。
マクラで話していた江戸の七不思議?が面白くて。
稲荷なのにタヌキがお遣いの神社とかね(^^;


■水屋の富
富くじで千両当たった貧乏長屋の男。
でも、盗まれるのが心配で毎晩眠れずノイローゼに(^^;
とうとう、恐れていた盗難に遭ったが、これで安心して眠れると大喜び!

幸せって何だろうねぇ・・・・・と、思わず遠い目になる私(笑)。


■傾城瀬川
「けいせいせがわ」って音だけ聞くと、京成線の新しい駅名か!?・・・・・って誰も思わないか(笑)。
瀬川は花魁の名前です。
タイトルとか、登場人物の名前とか、落語家さんによって微妙に違うみたいです。
私の個人的な印象としては、前半は『明烏』、後半は『紺屋高尾』みたいな噺でした。

若旦那が、初めての夜伽相手の瀬川に貢ぎまくって、親に勘当されて。
紆余曲折あるけど、最後は結婚してめでたしめでたし。

結局、若旦那は、何もしてないのに都合良く幸せ掴んでいるように感じて、イマイチ感情移入できず(^^;
まあ、男のロマンってやつかなあ。

『明烏』の若旦那は可愛げがあるし、『紺屋高尾』の久蔵は真面目で一生懸命だから、まだ解るんですけどねー。
by june_h | 2014-02-05 12:27 | 落語会 寄席 | Trackback | Comments(0)