「ニーチェはこう考えた」 石川輝吉 著 筑摩書房

『ツァラストラはかく語りき』で有名な哲学者ニーチェについて解説した本。
小難しそうな人だと思っていたけど、読んでいると、ニーチェさんは中二病だったんだって、親しみが持てます(笑)。

ニーチェはこう考えた (ちくまプリマー新書)

石川 輝吉 / 筑摩書房


ニーチェの思想の変遷(あくまで私の主観的印象)は、こんな感じ。

若い時に、ワーグナーとショーペンハウアーにハマって大ファンになった。

二人が自分の理想と違ったからって絶望した(ついでにロシア人女性との失恋も経験した)。

人間は皆、欺瞞に満ちている!
世界は間違っている!
このことを正確に知っているのはオレだけだ!

世界なんて滅んでしまえ!

・・・・・まるで、教室の窓ガラスを壊して回って、盗んだバイクで走り出すような(^^;
自分の好きなアイドルが男と付き合ってたからって、アイドルに殺人予告を送るような(^^;;;
ツイッターで、自分がイケてないからってリア充をひたすら攻撃するような(^^;;;;;←しつこい

哲学を専攻していた人に、ニーチェについて聞いてみたところ、
「キリスト教的価値観をブチ壊したという点では評価されているが、それ以外はイタい人」
と、おっしゃっていました(^^;

若い男性がニーチェにハマるのがわかるような気がします。
著者も、若い頃、ニーチェにハマっていたそうです。
ニーチェは、世界中の中二病の人達を共感させる「偉大なる中二病」「普遍的な中二病」だったのでしょう。

P.S.
よく、昼の世界(顕在意識)をアポロン、夜の世界(潜在意識)をディオニュソスに例えるけど、ニーチェが元ネタだったんですね!
知らなかった(^^;
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by june_h | 2014-02-22 12:10 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)