「社会人大学人見知り学部卒業見込」 若林正恭 著 メディアファクトリー

お笑いコンビ「オードリー」の若林くんのエッセイです。
キャラクター性が目立つ相方の春日に比べて「(春日)じゃないほう芸人」なんて呼ばれている若林くん。
とはいえ、持ち前の頭の良さと着眼点の鋭さで、着実に仕事を増やしているし、人気が定着している感があります。

社会人大学人見知り学部 卒業見込 (ダ・ヴィンチブックス)

若林正恭 / メディアファクトリー


10年以上、全く売れず、20代は辛い毎日を送っていた若林くん。
2008年に、M1グランプリで2位を取ってからブレイク。
仕事とファンが爆発的に殺到し、最初は戸惑うことが多かったそうです。

20代は生活が苦しかったので
「幸せは、お金じゃない!」
「高級料理食ってるヤツらはアホだ!」
と思わなければ、自分の境遇が惨めでたまらなかったらしい。

なので、売れた後、グルメ番組や、豪邸訪問のような仕事で「ウマい!」「スゴい!」と、しばらく素直に言えなかったんだとか(^^;

それに加えて、マジメで考えこむ性格なので、ウソをついているみたいに思っちゃうらしい。
元々、他の人が気にしない部分にこだわってしまうこともコンプレックスだったそうですが、あるディレクターさんの

「わからないことにこだわらない人は1から100は作れるけど、0から1は作れないんだよ。
つまりフォーマットをなぞることはできても発明はできないんだよね」


という言葉に納得したそうです。

あと
「芸人を辞めた元同期が、日常生活で、無意識にネタを考えてしまう」
という話が興味深かったです。

芸人さんは、人気不信の人が多いらしい(^^;
人の言葉は信じられないけど、瞬間的な笑いの反応は信じられる。
だから、中毒のように笑いを求めてしまうんだそうです。

自意識過剰でウダウダ悩んでしまう方には、共感できる部分の多いエッセイだと思います!
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by june_h | 2014-03-29 20:59 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)