「女たちの武装解除」 小島慶子 著 光文社

元TBSアナウンサー小島慶子さんのエッセイ。

女たちの武装解除 (VERY BOOKS)

小島 慶子 / 光文社


このエッセイは、雑誌「VERY」に連載されていたもの。

VERY (ヴェリィ) 2014年 06月号 [雑誌]

光文社


私、女性誌は読みません。
なぜなら、文章にイデオロギーを感じるから(笑)。
結論が同じ文章なんて、ある意味、サヨク雑誌と同じぢゃん!と思うからですが、女性誌の場合、キレイな文章の裏に、嫉妬や妬みが蠢いている分、余計に始末が悪い(^^;

「VERY」なんて、その最たる雑誌ですよ(爆)。
VERYが提案する「人に羨ましがられる生き方」なんて、私は全然、羨ましくない(^^;
ブランド物に囲まれて、絵に描いたような生活してたって、心の中は真っ暗真っ黒!だったら意味無いから・・・・・。

で、小島さんは、VERYを読むような女性に対して、一石投じるようなエッセイを連載していたわけです。

小島さんは、裕福な家に生まれ、私立の女子校出身で、女子アナ。
人から羨ましがられるようなブランドを手にした女性ではありますが、自分の生き方や価値観について、常に疑問を持ってきました。

何も考えずに割り切って乗っかることができなかったのです。

生活に困ってなくたって、旦那とセックスレスになるとか、子供が言うこと聞かないとか。
悩みは尽きないわけです。

彼女は、一つ一つ、正直に向き合います。
旦那や子供と話し合い、自分の気持ちを率直に話します。
そうやって乗り越えてきた彼女にしか、紡げない言葉がたくさんあります。

”どんな暴力も、偏狭と孤独から生まれる。”


”自分がどれほど与えてもらったかを誇るのではなくて、何を与えることができるかを考える人は美しい。”


”もしも「仲間に入れてやらない」と言われたら、「私は自由だ」と思えばいい。あなたは、あなたの価値を自分で決めることができる。今いる場所にしがみつかなくても、軽やかに走り抜けて、名前のない場所でのびのびと生きる人になれるのです。”


親世代は、結婚して子供を産んで家を守るという価値観だったけど、今の女性は「幸せになる」という、正解の無い価値観の中で、もがくしかない。
子育ても、人生も、カッコ悪くたってイイ。
人の評価ばかり気にしないで、もっと正直に生きてみませんか?と、小島さんは、身を切って語っています。

あと、印象的だったのは、小島さんの旦那さんのインタビュー。
たぶん、小島さんは、元々、完璧主義だから、些細なことでイライラしたり、落ち込んだりして、旦那さんに当たることもあると思うんです(^^;
でも、旦那さんは、彼女のイライラを真正面で受け止めずに、原因は他にあると認識して受け流しているんですよね。
旦那さん、グッジョブですわ♪
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by june_h | 2014-05-15 12:35 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)