2014年 08月 17日
「トップスケーターの流儀 中野友加里が聞く9人のリアルストーリー」 中野友加里 著 双葉社
中野さんは、フジテレビに入社して、映画部に配属された後、スポーツ部に異動。
今は、フィギュアスケート関連の記事を書くこともあるそうです。
中野さんがインタビューした9人は、小さい時から、ライバルとして、仲間として切磋琢磨してきたスケーターばかり。
中野さんより年上なのは、鈴木明子ちゃんだけ。
二人は、小さい時から周囲が「ライバル」扱いしていたので、気楽に話せる間柄になるまで、かなり時間がかかったんだとか。
世界で戦うレベルのスケーターになるには、両親の協力が必要不可欠ですが、二人のお母様は、かなり厳しかったようです。
無良崇人君は、父親がコーチなので、距離の取り方で悩んだ時期があったみたい。
今は、結婚して実家を出ているので、良い距離感で接しているようです。
無良君と同様に、妻子持ちになった織田信成君。
彼は、よくジャンプを飛び間違えて、減点されることが多かったのです。
ようやく最近、ジャンプを計算できるようになったそうです。遅っ!
結婚や子育てについては、年頃の中野さんも、かなり興味を持っているみたい。
安藤美姫ちゃんには、結構、そのあたりのことを詳しく聞いていました。
村上佳菜子ちゃんは、早く恋愛して、相手を振り回したいらしいです(^^;
羽生結弦君は、外国人にもモテモテですが、日本人女性と恋愛したいと断言していました。
中野さんは、気が強いので、高橋大輔君など、同年代の男性スケーターからは、恐れられています(^^;
小塚崇彦君が「友加里ちゃんは、お姉さんみたい」というと、中野さんは「お母さんでしょ!」なんて答えていて(笑)。
小塚君と中野さんは、同じ佐藤信夫コーチに学んだ同門。
とても、怖くて厳しいコーチで、
「信夫先生って、70代なのに、どうしてあんなに元気なんだろう。
いつもリンクにいるから、マンモスみたいに冷凍保存されているに違いない」
って、小塚君が話していて(笑)。
中野さんにも、信夫先生が壁を蹴りながら怒ってきたことがあったらしい(^^;
ちなみに、浅田真央ちゃんには、信夫先生は優しいらしい。
一緒に戦ってきた仲間ならではのインタビュー集。
気楽に読めました♪