【ネタばれ注意】三谷幸喜 作・演出「紫式部ダイアリー」@渋谷PARCO劇場

三谷さんが清少納言vs紫式部を描くというので、気になって観に行っちゃいました(^^;
本当は、もう、三谷さんや野田秀樹の芝居は卒業しよう。
彼らの芝居は、面白いのがわかっているから、これからは、同年代より下の演劇を応援しよう・・・・・と思っていた今日この頃だったんですけどね。

もちろん、衣装は、十二単!・・・・・ではなく、パーティードレス。
舞台は、現代日本のホテルのバー。
二人は、明日、文学賞の選考を控えた女流作家という設定。

紫式部は、長澤まさみ。

「私、写真集出したのよ!」
「仕事の依頼がいっぱい来ちゃって大変!」
「飲みながらでも仕事できちゃうんだから!」
「私、キレイだから、外見のことばかり言われちゃって、作品の中身は誰も見てくれないの」

若さと美貌と才能と人気は、私の方が上!とばかりに、斉藤由貴演じる清少納言にマウンティングをかける紫式部。
彼女の言葉に、いちいちキーキーする清少納言。

三谷さんって本当コワイなあ。
男性なのに、女性同士の静かなバトル的会話が書けちゃうんだから(^^;

でも、紫式部は、根っこに不安と恐怖があるから、高圧的になるんです(ってことがわかっている三谷さんはやっぱりコワイ)

「若くも美しくもなくなって、皆から忘れ去られるのが怖い。
私より若くて才能のある和泉式部が憎い」

そこで、清少納言が、一番大事なセリフを言います。

「千年先の読者に向けて書きなさい。
あなたが若いかキレイか、化粧の乗りがイイかなんて気にしない。
女性であるかどうかも。
作品だけを純粋に評価するから」


この二人、最後にちょっと仲良くなったと思ったら、大間違い。

私は、実際の『紫式部日記』で、紫式部が清少納言をどのように書いているのか知っていたので、ラストシーンは大笑いでした(笑)。
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by june_h | 2014-11-15 12:38 | 観劇 観戦 コンサート レポート | Trackback | Comments(0)