「茶の湯とキムチ」 丁宗鐵 著 講談社

日本の茶の湯と、韓国のキムチ。
どちらも発祥は、それぞれの国だけど、互いの影響から生まれたそうな。
そんなわけで、日韓は、好むと好まざるとにかかわらず、お隣同士で影響を与えあってきたという話です。

茶の湯とキムチ (The New Fifties)

丁 宗鐵 / 講談社


キムチは、豊臣秀吉が朝鮮出兵してなかったら、誕生してなかったかもしれないんですよね(^^;
それ以前の朝鮮半島では、明から輸入していた胡椒が辛味だったのです(だから、チャングムのドラマにはキムチが登場しません)。
トウガラシは、豊臣秀吉の軍が、目潰しの武器として、凍傷を防ぐ予防薬として持ち込んだのです。

豊臣秀吉と、朝鮮半島を統治していた伊藤博文は、韓国人が嫌いな歴史的日本人ナンバーワンを争っていますが、朝鮮半島を占領していた異民族は、日本人だけではなかったようで。

李氏朝鮮の始祖である李成桂は、女真族か蒙古族出身という噂があるんだそうな。知らなかった(^^;

そのためなのか、李氏朝鮮は、厳密な階級制度で国を統制したんですよね。
なんだか今の北○鮮みたい(^^;

その伝統があるので、韓国は、自国民同士の上下関係や差別が厳しくて。
在日の人達は、韓国でも差別されちゃうんですよね。

その点がもったいないと思うのです。
同胞なら、もっと優しくてもいいはずなのに。
そのせいで、失った優秀な人材も多いと思うのですよね。

丁先生は在日3世。
祖父にあたる方は、朝鮮半島の貧しい生まれでした。
日本の統治時代に日本に渡り、商売に成功。
子孫達に十分な教育を受けさせることができるようになりました。

もし、丁先生の祖父が朝鮮半島に留まったままだったら、貧しいままで終わっていたかもしれないですよね。

嫌韓も反日も、お互いのことをよく知らないまま、相手を打ち負かすことにのみ熱心なような気がします。
こういう地に足が着いた本は、なかなか無いです(^^;
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by june_h | 2015-02-21 12:02 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)