「チーム・ブライアン」 ブライアン・オーサー著 講談社

ソチオリンピック金メダリスト羽生結弦のコーチ ブライアン・オーサー氏によるエッセイ。
二人の対談もあります。

チーム・ブライアン

ブライアン・オーサー / 講談社


彼がコーチとしてのキャリアをスタートさせたのは、キム・ヨナから。

当初、彼女は、練習しても泣いてばかり。
母親の方が熱心で、全てを母親が仕切っていました。
しかし、次第に、自分から積極的になっていった彼女。
オリンピックまでのマスコミ対応やメンタルの維持に、オーサーコーチが、いかにきめ細かくサポートしていたのかが、よくわかります。

キム・ヨナと浅田真央が宿命のライバルだったように、オーサー自身にも、ブライアン・ボイタノというライバルがいました。
オリンピックでは、オーサーが銀メダル。
選手としては、金メダルを取ることはなかったのですが、コーチとして、二人の金メダリストを育て上げたことは、不思議な巡り合わせですね。

彼は、何もかも自分一人で指導するのではなく、メンタルトレーナー、振り付け師、マッサージ師など、それぞれのスペシャリストを集めて「チーム・ブライアン」を作り、スケーターの能力を総合的に伸ばします。
トップのフィギュアスケーターを育てる年間の運営費が、数千万円単位になるのもわかる気がします(^^;

そして、オーサーコーチが大切にしているのは「ピーキング」。

どんなにたくさん練習していても、試合で力を発揮できなければ意味ないわけで。
試合がピークになるように、心身のコンディションを整えます。
特に、メンタルは重要。
必要なら、メンタルトレーナーも付けます。

キム・ヨナの後、羽生結弦とハビエル・フェルナンデスという、二人のトップスケーターのコーチに。
羽生結弦は真面目過ぎ、フェルナンデスは、ルーズ過ぎ。
お互いがお互いを学び、バランスがよくなっているようです(^^;

二人の対談を読んでいると、羽生くんは、かなり先のことまで見越して行動しているという印象。
若いのにスゴい!
これからが楽しみです(^^)
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by june_h | 2015-03-18 12:26 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)