「翻訳教室 はじめの一歩」 鴻巣友季子 著 ちくまプリマー新書

翻訳家の著者が小学生6年生に開いた翻訳の授業です。

翻訳教室―はじめの一歩 (ちくまプリマー新書)

鴻巣 友季子 / 筑摩書房


普通の日本の公立小学校なので、英語がほとんどわからない子供達ばかり。
そんな彼らに、最初に与えた課題は、電車になりきって、電車の立場から文章を書くこと。
翻訳は、著者の身になって考えるということが、大切だからです。

そして、本題は、シェル・シルヴァスタイン作「The missing piece」の絵本の一節を翻訳すること。

各々、英和辞典を引きながら訳していくのですが、動詞の活用がわからなかったり。
「くだけた表現」という説明を語釈だと勘違いして、そのまま「くだけた」と訳してしまったり(^^;

それでも、著者にヒントをもらいながら、最後にはそれぞれ、素晴らしい翻訳を作り出していました。

私がいつも思うのは、
①英文を読んでなんとなーく意味を理解する
②日本語に翻訳する
③分かりやすいように文章を推敲する

①→②→③のどの段階でも、それぞれ高いハードルを越えなきゃならないんですよね(^^;

翻訳そのものだけではなく、日本のおける翻訳の歴史などにも触れられていて、大人に対しても役立つような内容になっています。
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by june_h | 2015-04-22 13:09 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)