「すべてのJ-POPはパクリである 現代ポップス論考」 マキタスポーツ 著 扶桑社

マキタスポーツさんは、J-POPを分析研究なさっているんですよね。
それで、ヒット曲で、よく使われるコード進行や歌詞を発見したそうです。

すべてのJ-POPはパクリである (~現代ポップス論考)

マキタスポーツ / 扶桑社


こうした「売れる」エッセンスを集めて、マキタさんは『10年目のプロポーズ』という曲を作りました。
この曲に沿って、いろいろ解説しています。

KANの『愛は勝つ』、大事MANブラザーズバンドの『それが大事』などに使われている「カノン進行」は有名です。
あと、小室哲哉さんの曲によく使われているコード進行を「ドラマティックマイナー」と呼んでいるんですね!

それから、「J-POPによくありがちな歌詞」ということで、単語が一覧表になっていましたけど、ここにある単語を使っていない歌の方が少ない気がします。
なんだかゾッとしちゃいました(^^;

ヴィジュアル系についての考察は、納得する部分が多かったです。
ビジュアル系の華美なルックスや歌詞は、歌舞伎のような「様式美」なんですね。
特に、ルックスが大事なので、売れない場合、ボーカルを、もっとイケメンのメンバーに変更することもあるらしい(^^;

こうして分析されることに対して、当のアーティスト達は、どう思っているのか気になるところですが、THE ALFEEの高見沢俊彦さんとか、仲良しみたいですね。

マキタさんは、分析する過程で、アーティストの見えないこだわりとか、苦労を理解しているんですよね。
アーティストにとって、一番嬉しいのは、お金や名声より「理解されること」かもしれません。

私は、いろんなアーティストのライブよく行くので、こういう分析が面白いです♪
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by june_h | 2015-08-21 08:45 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)