「東工大講義 生涯を賭けるテーマをいかに選ぶか」 最相葉月 著 ポプラ社

作家の最相葉月さんがコーディネーターとなって、様々な分野の第一線の研究者の話を聞く、東京工業大学での講義をまとめた本。
私の大学にも、このような総合講義はあったんですが、ゲストは卒業生が中心でした。
こんな多様な第一人者ばかりの講義、私も受けたいです!

東工大講義 生涯を賭けるテーマをいかに選ぶか

最相 葉月 / ポプラ社


「マリー・キュリーと弟子・山田延男」というテーマの講義が興味深かったです。

キュリー夫人は、放射性元素を発見したわけですが、当時は、放射線の害が知られていませんでした。
そのため、素手で放射性元素の原石を扱っていたんだそうです。

そうこうしているうちに、キュリー夫人の配下の研究者が次々と倒れていきましたが、キュリー夫人は、断じて放射性元素のせいではないと、言い張ったんだとか。

その研究者の一人には日本人もいて、非常に優秀でキュリー夫人に信頼されていたのですが、やはり原因不明の体調不良に襲われ、日本に帰国後、間もなく亡くなったんだそうです。

昨今の日本では、研究者を取り巻く状況は厳しくなっていますが、それぞれの分野で飽くなき好奇心とプライドを持って、日夜研究されている方々ばかり。
私も非常に勇気をいただきました(^^)
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by june_h | 2016-05-01 13:26 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)